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内容説明
本能寺の変によって、世は不安と混沌に包まれる……。織田信長(おだ・のぶなが)を失った日本に、新たなる理想を立ち上げるのは、明智光秀(あけち・みつひで)、羽柴秀吉(はしば・ひでよし)、いずれの将なのか!? 次代を決める武将たちが、決戦の地に集結する!! 「山崎の合戦」編、開帳!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
厩戸皇子そっくりおじさん・寺
18
備中高松城水攻め中の秀吉に届く本能寺の変の知らせ。秀吉の胸に去来する色々な思い。いよいよ山崎の合戦篇スタート。毛利と和睦し中国大返し。時代の主役が信長から秀吉になるダイナミズムを感じる。光秀の胸にも秀吉の胸にも同様に織田信長の思い出が。権兵衛は光秀に味方した海賊との対決の為に淡路島へ。長宗我部が出て来る危険もある中で渡海する。妙にリアルで妙に漫画っぽい、フィギュアの様な武将達が良い。2013/10/26
半兵衛
11
秀吉陣営それぞれの慌てっぷり(さすがの官兵衛さんも)、でも其々の持ち場で活躍!いいなぁ~仲良くて。辛い時に思い出すのは上様の事、ってのが泣ける。ここから各人更に飛躍していくんだなぁ。それは同時に日の本を「動かす」側になるという事、今までとは違う次元で悩み、争うようになるという事…織田家の中でも面白新興異能集団的だった「秀吉と愉快な仲間達」ともそろそろお別れか…しかし和睦成功→大返しは奇跡としか言いようがない。2013/10/07
maito/まいと
10
信長暗殺の黒幕が秀吉、という説に灰色対応するこの作品の強さをひしひしと感じる。これで信長死後の世界を統べるための戦い、というステージが設定され、いよいよ秀吉と光秀の戦いが始まる。そして唯一主ポジションを深める光秀と、幹部スタッフを育て、アウトソーシングしてきた成果が発揮されてきた秀吉陣営との差も明確に。別行動になるセンゴクが哀れである(涙)本来であれば信長の仇、と怒るところを、秀吉と光秀が信長を知るもの同士としてシンクロするシーンで泣きそうになる。今のところ闘う必要性が本人たちの内面上無いんだよなあ。2018/11/21
ネーブル
8
三日天下だとかは歴史を知ってるから言えるのであって、畿内をおさえた光秀は、磐石ではないものの純然たる第一勢力であるのは間違いないんだよなぁ、と痛感。大戦を前にした緊張感がひりひりする。淡路にいるはずの秀久が大返しに随行してたからこのまま山崎まで行くのかと思ったのに、やっぱり淡路に行っちゃうのね。ちょっと残念。2013/10/12
案山子
8
いよいよ中国大返し。光秀と秀吉、敵と味方に別れてしまっても、苦境に立たされた時にとる行動が信長を手本としたものだというのが興味深い。それくらい影響力の強い人だったという事でしょう、良かれ悪しかれ…。結末はわかっているのに、続きが気になります。2013/10/07