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内容説明
「本能寺の変」首謀者――その謎に満ちた生涯に迫る!! “本能寺”へと至る苦悩と野心――。明智光秀(あけち・みつひで)が、信長の中に見たものは輝く桃源郷か、それとも破滅か……。一人の天才の生涯を通して人間の実存を問う、“本能寺の変”前夜!! 静かなる“序奏”が幕を開ける――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
急いで突厥
27
島に行っている間に発刊された巻。本能寺の変に向けての邂逅編。 信長の「まず大言を吐き失敗しようと年月を経ようとたいげんにこぎつけるのだ」とは言い得て至高の名言と思う。2013/05/29
災害大嫌い美少女・寺
19
第一部『センゴク』を12巻迄、第二部『センゴク天正記』を11巻迄しか読んでいないのに第三部を最新巻から読むという愚挙を行う私。しかしこの巻は一冊丸ごと明智光秀伝。独立した一冊に思える。今迄は読んでいて一瞬井上雄彦や平田弘史、池上遼一に見える瞬間のある絵だったが、とうとう宮下英樹自身の絵を見つけた感じ。しかしたまに原哲夫みたいに見える瞬間あり。歴史好きにしか通じない雰囲気のこの一冊に洗練を見た。良い2013/06/17
maito/まいと
11
センゴク版光秀の人物像。まさかの求道者設定、確かに史料要素以外で分析すれば、狂気と理性が常人以上のレベルで同居してる、って思わなきゃ、信長について行けないし、本能寺の変を成功させられる才覚とその後の段取り不足が説明できないもんなあ。そして、信長がその覇道と王道の狭間で崩壊する前に、美しいまま終わらせようという発想が、無私の愛に満ちあふれていて怖すぎる。信長の最高の理解者は秀吉じゃなくて光秀だった、という落としどころも後年の秀吉の所業を思えば納得の一言。2018/10/28
半兵衛
6
丁寧に丁寧に描かれた自白調書(まだ事前ですが)。完全にアケチ一統記。部下というよりコインの裏側に近い信長との関係性、愛しちゃうが故の信長の言動(桶狭間戦記の「惚れすぎた故に…」を思い出した)、愛執を回避し続けた光秀の人生、光秀が受けた「啓示」など、たまに分かりにくい言葉遣いもあるのでゆっくりゆっくり読むのがお勧めです。長々話したくせに難解なのですぐに次号を読みたい。回想シーンもあったので今までのも読みたい。信長包囲網完成のくだりがたまらない。「忝い 同種の者の存在を知っただけで首の皮一枚残せそうだ」2013/08/04
北白川にゃんこ
5
うわああ遂に本能寺だあああ2022/05/19