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内容説明
会津で、迫り来る新政府軍に対する防備を固めようとする兵馬。兵馬が提唱する「共和政事」の理念に共鳴し、戦ではなく、合議の可能性を模索する薩摩の新八郎。そんな時、仏国マルセイユを出航した妻アンナと息子トーリャがついに横浜の地に辿り着く…!!向かうは東京、兵馬の実家…国を捨て、海を越えて、夫に会いに来たアンナの思いは、とどまることを知らない…!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
8
敵味方に別れ、戦うことになった兵馬と新八郎。そんな戊辰の戦場へ、アンナが息子を連れ、やって来る。それぞれの理念、武士道、そういった日本的な旗を掲げた戦いを、異国人であるアンナの目線で描く7巻。歴史を語り直すのに、その視線が、実に効果的に作用するのだ。2014/10/05
ウチケン
0
外国人慣れしていない当時の日本社会にあって、宇津木家は武家の礼節をもってアンナを受け入れる。 「奥羽越列藩同盟として筋を通した二本松藩の戦いは、戊辰戦争における極みだった。」武士道精神の精華と少年隊の悲劇は忘れてはならない。2015/02/11
Yanabod
0
かわぐち先生もメインでない方の作品が実は面白いパターンは相変わらず継続中だな。二本松藩の奮戦が詳細に描かれているのがよい。大体会津メインではなるが本作品はこの辺がよい。2013/10/13
GO旦那
0
「八重の桜」。二人が出会えないもどかしい思いで、ページをめくる。どう、決着をつけるのでしょう? 2013/10/05