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内容説明
戊辰戦争の緒戦、「鳥羽伏見の戦い」は旧幕府軍の惨敗に終わった。江戸に引き上げる兵馬や榎本武揚、土方歳三らの幕軍将校たち。江戸の実家につかの間戻った兵馬は、ロシアに残してきた妻・アンナとの恋の経緯、そして幕末という時代にかける思いを母に打ち明ける……幕末という時代の全体像を描き出そうとする壮大な叙事詩、第二弾早くも刊行!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だまし売りNo
10
薩摩藩士との対決で幕を開ける。坂本龍馬は刀で向かってくる敵に拳銃で応戦したが、剣術に自信がないという理由で拳銃を使うキャラクターは新鮮である。この巻のメインはロシア留学時代の回想である。ロシアの近代化を求めた反乱・デカブリストの乱と絡めて描くことで、歴史ドラマとして重厚になった。2021/07/04
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
3
剣と銃との闘いはやっぱり盛り上がるけど、どちらかが少しでも中心を外せばどちらも死んでいたんだろうと思うと、どちらも信念を持って正面から闘う姿を描いているようにも思える。 2013/02/15
mimi
3
侍魂で洋装でポニーテールでおまけ殿。なんか、たまらん愛嬌が…。さすがかわぐち先生…。2011/12/31
山茶
2
かわぐちかいじ最高です。 時代物漫画はあまり好きではないが、これは読めます。2011/11/14
紙虫
1
ロシアに留学し、ロシア人の内縁の妻と子供があり幕臣。なんだかまだつかみどころのない主人公で、物語の進む方が読めずこちらがとまどい気味です。ただかいじ先生の作品なので、キチンと物語の骨子は組んであって方向は決まっているのだろうな、と思うのですが、まだ私にはピンとこない状態です。鳥羽伏見の戦いをへて今は官軍が江戸にせまる中、勝海舟の決断は?次巻ではおおきなうねりに私も押し流されることを期待!先日家族がサイン会の整理券を手に入れてきて、私も同行するはずでしたが発熱で断念。お会いしたかったですかいじ先生!2011/12/20