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内容説明
勝安房守(海舟)と西郷吉之助(隆盛)の、虚々実々の駆け引きのあと、江戸という巨大都市は、大きな転換点を迎える。だが、兵馬の胸には一抹の迷いがあった。果たして幕府の長・将軍慶喜の定めた恭順の方針に従い戦いを止めることが、自分のすべき選択なのか?兵馬の選んだ道、そしておぼろげながら見えてきた兵馬の掲げるべき旗とは?ますます加熱する幕末、青雲の志だけを友として駆け抜ける男たちを描く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
4
世界へ打って出る前の日本の中での、日本人同士の殺し合い、どちらにも掲げる正義はあるが、結局殺し合い。殺し合いの中でどう折り合いをつけて理想を持ち続けることが出来るのか、それが人としての生き様なんだろうけど、現代から過去の歴史上の殺し合いを見ると、懸命に生きている人の上に今のどうしようもない日本の官僚国家が出来るんですよとは言えないなぁ2013/02/22
ぐうぐう
3
兵馬と新八郎が、ただの歴史の駒にはならないという、かわぐちかいじの志しは伝わる。しかし、徳川幕府終焉という、大きな歴史の出来事を前にして、やや兵馬と新八郎のドラマが弱くなった印象を受ける。歴史という重みに屈せず、その隙間にオリジナルのドラマを躍動させてほしい!2012/08/03
ジーク
1
兵馬が江戸をはなれるとは・・・。ううん、話が見えなくなってきたような気がします。次巻をまつとしましょう。2012/09/09
ウチケン
0
江戸城開城から会津攻防戦迄の期間は、教科書にも載らず某局の大河ドラマでも省略されがちだが、彰義隊や宇都宮戦など興味深い歴史の1ページがある。彰義隊は幕末に咲いた徒花だ。同じく実を結ばぬ花であった新撰組よりも、その散り際は儚い。2015/01/25
GO旦那
0
ようやく動き出してきた感じだが、兵馬の思想が…。今後の展開に期待。2013/04/02