GA文庫<br> 異能バトルは日常系のなかで3

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GA文庫
異能バトルは日常系のなかで3

  • ISBN:9784797373035

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内容説明

「すげえ、コスプレし放題じゃん!!」 本物の異能に覚醒めた俺ら文芸部は、最高にハイな放課後を満喫中! なんでも作れる千冬ちゃんの力で武装闘衣<コンバットフォーム>を纏い、聖戦に備えるのだ。「てぇーい、ふぁいやーぼーる」 遂に解禁、異能全開テニス対決!? 「このギターは、千冬がもらう」 ギター片手に気分は軽音楽部!? さらに俺と元・厨二な灯代が喫茶店で私服デート!? 「あ、安藤……。その服は……」 そして現れる千冬ちゃんのおせっかいな親友、九鬼ちゃん。彼女の友愛が文芸部にもたらすものとは―― 俺の『愛』に関わる難問を投げかける! 神級異能の無駄遣いを自重しない、厨二病讃歌の第3弾!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

流言

45
楽しめているか楽しめていないで言えば、それなりに楽しんでいる。一冊一冊かけてキャラクターを丁寧に掘り下げているし、語り部である安藤の好感度もとても高い。前巻で鳩子を邪見に扱って逆上されてなお、そういう点でこの作品への信頼感は揺るがない。文芸部のメンバーも個性的でありつつ魅力的であり、安藤の言う通り凄くいい奴だ。そして、思わずページをめくる手が早まってしまう、甘酸っぱさと小恥ずかしさの青春小説でもある。でもですね、僕は早くもっとシリアスな話を期待しているんですよ……! まだ当面シリアスな話にならないのかな。2014/12/20

Yobata

39
小学校を辞める宣言をした千冬ちゃんをなんとか小学校に送り届ける安藤。千冬ちゃんの心境の変化や周りが微かに気になるものの千冬ちゃんの能力を活かしてテニスやコスプレなどして変わらない日常を過ごしていた文芸部。しかし千冬ちゃんが小学校の友達と喧嘩したと安藤の家に来て…。今回は千冬ちゃん回。待ちに待ったロリーヌのターンwいやぁ〜可愛いは正義だったねw千冬ちゃんのキーパーソンとして登場したのは同級生の九鬼円ちゃん。頼りない千冬ちゃんのお母さん役として学校では一番の友達だけれども…という話。共依存っていうよりただの→2013/11/30

異世界西郷さん

37
「あれっ、美玲会長は!? 」などと思いつつ読了。今回は千冬と円をめぐるお話でした。円の子供ならではの潔癖さとか、自分が知らない世界を親友の千冬が知っていることへの不安や寂しさなどは誰でも一度は感じたことがある感情ではないかと思います。読んでいて横隔膜あたりが“ぐわーん”ってなる感じがしました。(この表現が伝わると良いのですが)あと、厨二と現実の間で揺れ動く寿来を心配する灯代はなかなか可愛かったです。新キャラの環も登場し、寿来の過去もおぼろ気ながらも明かになって文芸部のみんながどうなっていくか楽しみですね。2014/11/23

チェシャ猫

36
作者は厨二が好きなのか、嫌いなのか。好きな方に一票。部長のアダルティな感じはそんなに高校生離れしているのだろうか・・・。それなら制服の時点ですでに周りの高校生はモンモンしてそうな・・・。なんか主人公は誰も選ばず終わりそうな展開ですね。日常は永遠に続くとか。2015/04/29

ソラ

33
今回は千冬回。たしかに高校生の中にひとり小学生が混じるのは違和感があるわけで、同級生の九鬼さんとのつながりを使って掘り下げられて良かった。ちょくちょく触れられる安藤の過去が気になる。2015/12/14

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