内容説明
シリーズ累計50万部突破!
TRIGGER制作のTVアニメ化も果した中二病の黒きバイブル!!
一年前、俺達はとてつもない異能に目覚めた。
そして壮大なる異能バトルの世界に足を踏み入れ――た。
「なあ始めっぺよ、異能バトルを?」
相模の元カノ、そしてかつて俺が救えなかった少女・環。
あいつは今、明確なる敵意をもって俺の前に立ちはだかった。
二人だけの閉ざされた街を走りながら俺は、封じていたはずの黒歴史と向き合う。
「魅せてやるよ、俺の真の力を!」
罪深き炎が本当の姿を晒す時物語は最終局面を迎える!
だがそれだけじゃ始まらない、日常系と異能バトルの掟破りな邂逅!?
全ての過去が収束していく衝撃的カタルシスのシリーズ第11弾!
「本編も外伝もない。これは――」
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
53
『ーー目一杯期待して、この作品は面白いに違いないって思いながら読み進めれば、流し読みじゃ気づけない魅力に気づけるかもしれない。』安藤に感じていた魅力はここにあったのかもしれない。斜に構えて知った風な口を聞く人物よりも、全力で人生を楽しむ姿勢を持っている人物のほうが好もしい。漫画やライトノベルも全力で楽しむ姿勢がなければ最高に楽しむことなんてできはしない。重力冒涜と時間支配の兄妹も提示されれば誂えたような巡り合わせだし、アニメで先行して登場した『黒焰-終止符を打つもの』をこんな形で利用するとは思わなかった。2016/04/20
佐治駿河
41
相模の当番巻。今巻も面白かった。前巻で環が中心の話になると思いきや、まさか相模の話になるとは思いませんでした。相模視点ですので、はじめからゲスい単語が連発していきます。最終的には相模が読者から作者へ、メタ視点の人物から物語の中の人物へ至ったと言っても過言では無い変化がありました。そして今回は安藤が文芸部メンバーとして初めて異能バトルに参戦する型になりましたね。2025/05/05
Yobata
32
檜枝岐環が異能力を持ち、寿来の前に現れ、ついに寿来にも異能バトルが始まる。その中で、読者を標榜していた相模静夢は語ろうとする本編でも外伝でもないただの物語が、ヒロイン達に触れることで相模を変えていく…。相模回。誰の味方でもなく誰の敵でもない,“読者”である事を貫き通し、物事にも深く関わろうとしなかった相模が、彩弓,鳩子,灯代や十二翼達と触れ合うことで、環との過去を振り返り,ついに“作者”として動き出す。いつも軽薄で表面しか見せない薄っぺらい変態な相模だったけど、図星を突かれたり,核心を問いかけられたりと→2016/04/14
チェシャ猫
25
相模が主役の回。そして、とても好き嫌いが分かれそうな回。作者の主張が苦手な人やメタ系が苦手な人はだめだろうなぁ。私的には面白かったけど。特に相模の作者がいない読者やアピールしようとしないという部分に思わず自己投影をしてしまった。(あそこまでひどくないが・・・)。タイトルも回収したし次からは〆にむかうのかな。誰が残って、誰が消えたのか。2016/07/05
水無月冬弥
24
望公太先生(@nozomikota)の #ラノベ まさかまさかの相模回&本編&融合回でした。メタメタな話だったけど、中学時代のエピソードはかなり精神的にツライ話だったので、こんな風に回収されてよかったです。でも、環はちょっとゆるせないけど。しかし、これ、どうなるんだろう?あと9人って、文芸部の5人&2人はともかく、あと2人は??2016/04/18
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