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内容説明
大正時代。帝都・東京の一画に、何故か人の目に留まることのない洋館・黒髭荘（くろひげそう）があった。そこは、小説家志望の書生・葛木信二郎を除く、すべての住人が妖怪という、不思議な館で…？今まで姿を見せなかった黒髭荘の大家さんに対面する信二郎だけど、大家さんもやっぱり妖怪？そして管理人を務める元気少女（正体は化け狸）の尋（ひろ）ちゃんに、ある日謎めいた手紙が届いたのをきっかけにして、大事件が起き…！？黒髭荘をめぐる様々な謎が明かされる、大正妖怪浪漫・第3集が登場！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
烟々羅
7
一年ほどまえに「わたしの好きなジャンルだけど、客観的に見たらいま書店でプッシュされているほど全漫画のうちでの傑作とは思わない」と記した 1,2巻。 部屋の整理をしていて読み返したあとで古本屋に3巻をみつけたのがタイミング合いすぎ。 人間と人外のほのぼのは好物なのですよ2013/11/22
まる
5
電子無料版。 １〜３巻読。 妖ばかりが住む下宿黒髭荘に唯一住む人間葛木信二郎。 妖がみえる体質で、管理人の尋ちゃんや兄の許嫁操緒たちと妖と人間に起こる事件を解決していく。 ３巻は妖の尋ちゃんの過去がわかる話。尋ちゃんを50年ずっとおもい探していたまるさんはかわいそうで。尋ちゃんの気持ちを大切にしてくれてまたそこが切なかったな。 何気なく読んだ電子だったけどおもしろくて続きが読みたくなりました。2016/10/07
かなっち
4
今まで姿を見せなかった、黒髭荘の大家さんが判明する第3巻です。この大家さんも妖怪なのはお約束、なぜなら小説家志望の書生を除く、全ての住人が妖怪という不思議な館が舞台ですから。そんな今巻では管理人を務める元気少女（正体は化け狸）尋ちゃんの過去が明らかになって、少し悲しい展開でした。悲しい…と言えば、櫻に取り憑いた吉原の女のエピソードですね。報われない想いに切なさいっぱいでしたが、最期まで凛とした生き様に惚れ惚れするのです。きっとあの少年は、将来イイ男に成長することでしょう。そして、有難い無料版は→2023/03/11
Licaste
4
ヒロインの尋の過去話。切ないけれどこれまた優しいお話で、「誰も悪くない」状態。記憶が混乱して信二郎から遠ざかってしまったのには衝撃を受けたが、何ならそのまま昔の彼と幸せに暮らしてほしいとも思ったりして。
ものくろ
3
うぇぶり読み。地味に面白いので読み進めてしまう。2020/12/10
