内容説明
江戸湾で釣りを楽しむ駿河国江崎藩の隠目付・海野洋之介(かいのようのすけ)。釣宿への帰路、ふたりの武士が斬られていた。ふたりとも江崎藩藩士で、傷口から下手人は剛剣の遣い手だとみられた。隠目付の洋之介に下手人たちを探り出し始末するよう命が下るが、果たして相手を討つことができるのか。洋之介の鋭い剣が、藩の上層部で蠢(うごめ)く謀略を断つ! 大好評シリーズ、待望の第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
52
闇猿がうごめく。駿府国江崎藩七万石で目付が次々に斬り殺される事件が発生した。洋之介たちが調べ出すと、江崎藩で隠然たる勢力を誇っていた栗塚一族が、復権のために江崎藩の隠密組織「闇猿」を密かに増強し。闇猿を江戸に送り、栗塚主膳を隠居に追い込んだ蔵奉行の佐々木を殺させ、次に目付を殺しだしたことがわかる。2024/10/18
ぶんぶん
8
【図書館】隠目付シリーズ、第四弾! 今回のお相手は、棲ざまじい剣風の示現流。 鬼蜻蜒の構えから振り下ろされる示現流の初太刀、受けられるか甲源一刀流・水車の剣。 恐ろしい相手と対峙する洋之介、藩の上層部に蠢く陰謀に巻き込まれる、一気呵成にたたみ掛ける気合で挑む洋之介の度胸を描く痛快編。 2017/07/23
雅
2
隠居しても衰える事無く。2018/03/22
しらたまはなこ
2
[院内文庫]4巻から 著者が剣道をやっていたというだけあり、斬り合いの場面は迫力があった。 しかし、命を落とすかもしれないとしても立ち会ってみたい、強い人ってそういうものなのかしら。2017/10/04
ひさか
1
隠居して船宿の居候という主人公の設定は、人情ものかと思ってしまうのですが、さにあらず。 このシリーズは硬派のストーリーです。 今回は、少し怖いような筋運びでしたが、最後まで目が離せませんでした。 緊迫感がずーっと続いていたらしく、読後にほっとしました。2012/04/07
-
- 電子書籍
- リバーベッド(2)
-
- 電子書籍
- 虎の子か?ゆく! 上巻
-
- 電子書籍
- 昭和のこども~こんな親でも子は育つ!~…
-
- 電子書籍
- スーパー図解 白内障・緑内障
-
- 電子書籍
- 怨ノ介 Fの佩刀人 (1) SPコミッ…