内容説明
釣宿の用心棒をしている駿河国江崎藩隠目付の海野洋之介(かいのようのすけ)。ある日、釣りに出かけた帰りに人だかりを見かけて近寄ると、武士の骸(むくろ)があり、それは自分が目付を務めていた江崎藩藩士だった。隠目付として探索を始めた洋之介の周囲で江崎藩士が次々に殺され、ついには洋之介の前に剛剣の剣客が! はたして、その「黒幕」とは――。江戸情緒と迫力剣戟たっぷりのシリーズ第6弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
49
馬庭の剣がうなる。発端は、江戸は大川(隅田川)で、江崎藩士の目付堀弥兵衛と町娘との相対死にがあった。堀は、江崎藩出入の日本橋室町にある呉服屋の大店鶴田屋について調べていた。次に目付の島村新之助が、辻斬りに斬り殺された。堀と島村で鶴田屋を調べていた。さらに二人の目付が斬り殺された。この事件を江崎藩の大目付岡倉牧右衛門の依頼で海野洋之介が目付と一緒に探索を始める。2024/10/20
とし
41
隠目付江戸日記「剛剣 馬庭」6巻。甲源一刀流秘剣水車対馬庭念流岩砕きの対決、寅六、玄次、甚八の密偵もそれぞれ得意な分野を生かして活躍し楽しめて読めるシリーズ。2014/01/28
雅
16
隠居の身でありながらも、動きが軽やか。読んでて気持ちがいいです2018/11/11
ぶんぶん
11
【図書館】シリーズも永くなると、何となくマンネリ化してくる。 そもそも、江崎藩内の騒動というのがマンネリの元。 隠目付VS助っ人剣豪という図式は飽きた。 江崎藩の内には強豪はいないのか、義理やしがらみで洋之介と闘わねばならない運命的な物は無いのか。とにかく、今回の悪役は、馬庭念流の「岩砕き」これも助っ人剣豪である。 僅差で勝つが、いまいち合点がいかない。 闇猿・黒蜘蛛も特殊な術を持っているのかと思ったが、あっけなく敗れてしまった。 もう少し、ミステリー感が欲しいと思いました。2017/07/29
あかんべ
4
黒蜘の暗躍を期待したが、活躍なく討たれてしまった。2014/02/21
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