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内容説明
久住秋央はヴァイオリンを習う少年。秋央は幼馴染みの少女・迫田美月の父親がコンサートマスターを務めるコンサートの練習を見に来ていた。だが、指揮者の曽成氏とオーケストラの息は全く合わず、休憩時に曽成氏は失踪。そこへ現れた少女が、父に代わりだといきなり指揮を振り始め……!? 天才少女との鮮烈な出会い……そして、秋央は成長し……音を奏でる若者達の音楽青春ストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
6
クラシック音楽を描いた作品の第1巻。表紙にある指揮をしている少女は曽成ひびき。彼女が小学3年生の頃、父親がリハーサルをしている場にフッと現れ、いきなり指揮台に立って指揮を始める。コンマスさんはじめ大の大人たちもつられて演奏を始めるが、父親が描きたかったけどひとつもオケに伝えられなかったことがアリアリと伝わってきて空前の演奏となる。それを目の当たりにした久住秋央はヴァイオリンをやっていて、9年後に入った音大でひびきと再会する。演奏会の前にどういうことがあってそこに至っているのかが伝わってきて楽しい。2017/12/29
どん
4
10年以上前に買ったマンガ。クラシック詳しくないけど、「蜜蜂と遠雷」もそうだし、「のだめカンタービレ」も。この作品も出だし凄いインパクトがあるけど、指揮者としては無理ある展開なのかな?これだけ面白いのに話題になっていないのがもったいない!2022/01/13
ikki
4
指揮者ものですね。独特の雰囲気があり、あそうさんとも違うし、のだめとも違う。多分ないとは思うけど安易に恋愛に話が流れないといいなあ。コラムや谷川さんのおまけページも良いし、話もずいと引き込まれる。続き気になる作品の一つ。2010/05/28
alleine05
3
『神様ドォルズ』や『カムナガラ』に比べてずいぶん明るい作風だなぁという印象。そりゃ死人が出たりする殺伐とした作風のその二作に比べればこっちの方が明るいのは当然といえば当然だが。しかしひびきの表情の豊かさは詩緒に、波多野さんの巨乳っぷりは日々乃さんに、と共通している部分もやはり見つかりますな。それほど濃い音楽薀蓄ネタが込められているわけではないし、主人公の成長ものというほどのものはまだ見られないけど(少なくともこの一巻だけでは)、ここからどう話が広がっていくのかと楽しみにさせてくれる第一巻だった。2012/04/08
nawade
3
のだめを見てると指揮者ってエリートに思えたけど、色々と泥臭そうな世界ですね。秋央がどう自分の音楽を確立していくかに注目。まさか鬱展開は待ってないよね?2010/02/07