天にひびき （２）

著者名：やまむらはじめ

少年画報社（2013/02発売）

• ISBN：9784785934248

内容説明

久住秋央はヴァイオリンを習う少年。秋央は幼馴染みの少女・迫田美月の父親がコンサートマスターを務めるコンサートの練習を見に来ていた。だが、指揮者の曽成氏とオーケストラの息は全く合わず、休憩時に曽成氏は失踪。そこへ現れた少女が、父に代わりだといきなり指揮を振り始め……！？　天才少女との鮮烈な出会い……そして、秋央は成長し……音を奏でる若者達の音楽青春ストーリー！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ムーミン２号]

秋央は担当教員から将来の目標はあるのか？　と問われ、とまどってしまう。小さい頃からヴァイオリンをやって、音大にまで入って、では卒業してどうなりたいのか？　ソリストか、オーケストラか、はたまた教師か？　ひびきは特別枠で入学したため、他の指揮科の教員からも少し横やりが入る。学生オーケストラを指揮しろ、というもの。１回目は上手くいかないが、頼み込んで実現した２回目は１回目とは雲泥の差。秋央はそれをみながら、彼女の指揮で自分がコンマスをやっているのをちょっと思い描く。彼の将来展望か？

2017/12/29

[どん]

２巻にしてトリコ。指揮者って面白いんだろうな、めっちゃたいへんだけど…

2022/01/14

[紫雲寺 篝]

大学生、久住秋央がやる気満々になる、それと曽成ひびきの初演奏。話がゆっくりだし、何か大事件が起こってるわけでもないけどなんだか面白い。それにしてもなんで秋央は注目されてるんだろ……？絵も相変わらず見やすくていい。自分の中の音楽関係に対する見る目が変わりそう。

2014/09/19

[ma2ma2]

２巻はメインキャラ達が固まってきた感じ。ひびきの天才ぽさがまだまだ成長過程とわかったり、秋央はまだまだ全然ダメ。空回りしているけど、少しずつ先が見えてきたかな。

2011/05/22

[nowhere]

磯部先生の言うことは極論だけど最もなんだろう。1度目が駄目でも2度目で成功させてしまう。才能だけじゃなくて努力もするからこそだけれど。それを見て嫉妬できる彼らは凄い。嫉妬ならば上を目指せる。しかし恋愛要素がちょっと増えたかな。波多野さんかわかわ。

2010/07/30