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内容説明
久住秋央はヴァイオリンを習う少年。秋央は幼馴染みの少女・迫田美月の父親がコンサートマスターを務めるコンサートの練習を見に来ていた。だが、指揮者の曽成氏とオーケストラの息は全く合わず、休憩時に曽成氏は失踪。そこへ現れた少女が、父に代わりだといきなり指揮を振り始め……!? 天才少女との鮮烈な出会い……そして、秋央は成長し……音を奏でる若者達の音楽青春ストーリー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
6
今でこそそれほど珍しくなく、女性の指揮者も随分活躍しだした。他の楽器演奏者には女性も多いが、指揮者だけはそうではなかったように思う。前半は帰ってきた美月の話。既に欧州でピアニストとしてデビューしている彼女だが秋央のことが気になるようだ。真ん中は波多野さんというヴァイオリン科の女の子の話。彼女は20世紀ロシアの協奏曲が好みだが、秋央がスペイン系をさらっているとやってみようとする。後半は秋央の師匠の話。病を得てから技術は落ちたが、音楽への情熱はたぎっている。教える力もすごい。これらにひびきが絡んで面白い。2017/12/29
どん
3
今回は、脳梗塞で倒れたヴァイオリン指導者の右手を麻痺して「昨日まで当たり前にできていたことがある日突然できなくなる」状態になっても、諦めた音でなく前を向いて先を見ている音を出すところにシビれた。2022/01/22
nawade
3
ちょっ、えー!!!?56pで大歓喜した自分の立場は!?波多野さん、思っていた以上に秋央のこと意識していたのね。2012/05/03
ma2ma2
3
波多野さんがここにきて急に出てきた。美月すぐに帰っちゃったけど、またすぐ出番ありそうなので、これも楽しみ。脇役もしっかりしてきて、面白くなってきた。2011/05/22
紫雲寺 篝
2
今巻はほぼ動きがない溜めの巻(?)でした。迫田美月はまぁそれなりの活躍で、それなりに印象づけして終わり。波多野さんは初見で怖いイメージあったけど、なんか完全に萌えキャラになってましたね。で、梶原の話があって、その後は榊先生の話。波多野さんの服が全部黒なのに、意外と凝ってるところに驚いた。とくに榊先生のところに向かうところでは、重ね着をちゃんとわけてあって……。愛着あるキャラなのかな?そうそう迫田美月の最後のコマで秋央の女性事情を完全に把握してるのは良かった。どうでもいいけど、南条くんは出番あるの?2014/09/19