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内容説明
祖父の訃報を受け、プンプンとプンプンママが実家に行ってきた日の夜。プンプンママは妻子ある男を家に誘い込み、「朝まで家に帰ってこないで」と言われたプンプンは、ひとりゲーセンで時間を潰すことに。同級生の蟹江さんとの週末デート、そしてその先に待つ破廉恥なストーリーを妄想し、孤独を退けていたプンプンだけど…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Vakira
34
なんと2001年の類人猿が投げた骨の如き達磨の土産からページが始まる。おおっ~ペガサスとしき!グッドヴァイブレーション。リヒャルト・シュトラウスの「ツアラトゥストラはかく語りき」が聞こえる。プンプンママ、パパの回想。プンプンの昔の親友登場が嬉しい。プンプン初デートにして「ヒューマニズムを盾に正論ばかり振り回すワレメちゃんのほうがっ!!ずっとずっと独善的だし暴力的ではないですか!!」との展開。ウ~ン ママ~どうなる。2015/11/23
まふぃー
32
プンプンママの巻だった😭プンプンしっかりしろよ‼️どんどん深くなっていく闇 7巻へ2020/02/28
ぐうぐう
20
母と息子、それぞれが孤独を抱え、癒しを求め、傷付き、傷付け、見失う。感傷は、純粋さから生まれ、邪さからも生まれる。そもそもが、人と理解し合おうとするから、喜びも哀しみも感じてしまうのだ。寂しさを感じてしまうのだ。もともと一人だと思えば、それでいいんじゃないか。けれど、けれどね、母と息子という関係は、そうはいかないじゃないの。臨終の場で、母と息子の目から溢れる涙。その涙に込められた想いは、たぶん同じではない。母と息子なのに。母と息子だから。2018/11/06
あつ子🌼
15
ラスト泣いた。プンプンママの孤独と絶望に、その不器用な生き方に泣かされた。 みんな可哀想だ。2019/05/11
sskitto0504
12
どうしようもないくらい寂しさと愛情に飢えていたプンママ…自分もちゃんと愛情を与えられる存在なのに不器用すぎる女の人でしたね…プンプンもどんどん壊れてくな…2016/09/24