ヤングサンデーコミックス<br> おやすみプンプン(13)

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ヤングサンデーコミックス
おやすみプンプン(13)

  • 著者名:浅野いにお【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2014/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091515551

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内容説明

世界がその最期を告げる時、
運命の少年少女・プンプンと愛子が迎える終局は!!?
或る少年の成長譚、閃光の最終巻!!

ゼロ世代を代表する漫画家にして、
青春漫画の旗手・浅野いにおが
6年半に渡って描き続けた物語――遂に完結13巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

39
最終巻読了。「おやすみプンプン」この題名。全然この物語に合わないと思っていたら、ここに来て合うような気がしてきた。12、13巻は11巻までの物語とは全然異なる。11巻までは青春物語とすれば、12,13は青春残酷物語だ。この12,13巻の物語を描きたかったために今までの物語が存在するように感じた。子供は親の物ではない。個々の人格がある、愛子ちゃんは親からの解放をしてくれる騎士プンプンを待っていたんだね。親との決別。カラマゾフでいえば父親殺しだ。そういえばプンプンもママが手術の時見舞いに行かず、母殺し的感。2015/12/06

多田幾多

39
…そして、少年と少女は行き着いた。自ら堕ちていく道を選び、絶望や虚無に苛まれながらも、二人は空しい幸福を願った。しかし、やはり神さまは…未来はそんな幸せすら許さなかった。だから、愛子ちゃんは……死んだ。なんて、可哀相な子。幸せを知らぬまま、死んでしまうなんて…なんて、哀れ。そしてプンプンは、愛する人を亡くし、この世の全てに絶望してもなお、死ぬ事を許されず、生ぬるい、不条理でくだらなくて難しいようで簡単な世界を生きていくのだった……。これはハッピーエンド?いや、バットエンドだ。誰も救われない、お話である。2014/01/25

kanon

35
終わりどころがこの巻の中でいくつかあった気がする。が、終わらせたのはそこ。正直後日談な気がしてならない。全てを、今まであった事全てを抱えて、普通の日常を過ごしているのだと。ただし胸の中にそれを秘めてはいるが、それらの事は既に乗り越えているのだとも思う。いちいち人との別れに悲しんだり、ただの希望に喜んだりして。何があっても時は時を刻むのを止めることはないのだ。本当の最後に、少しでも希望が見えて良かった。正直ここに至るまでの過程であったのって家庭内のいざこざや人間のどす黒い心の内側みたいなものだけだったから。2014/01/02

にく9

23
これは。。内容がわかるとかわからないどころではなく、ショック大きいな。愛子ちゃん、それしか選べなかったのかな。プンプンがいなかったらどんな人生だったのかな。みんな、どうだったのかな、この作品。また最初から読み直すけどさ。2015/01/08

かに

23
ついに完結。もはやいつから読み始めたか思い出せないくらいずっと追い続けてた作品なんだけども、ここまで壮大な話になるとは。もっかい最初から読み直さねば。頭ん中ぐちゃぐちゃで何を感じてんのかもよくわかんない読後感なんだけども、とにかくカバーと一緒で真っ白な感じ。そんでカバー外してわおっ。雄一さんの「なんてこった…こんなのやっぱり…こんなのただの希望じゃないか…」というセリフも、いろんな意味合いを持ってる感じで素直に感動できない。赤ちゃんの目の中でヨッスと笑う神様が不気味。涙で手を振る鳥プンプンに心救われる。2014/01/03

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