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内容説明
夏休み。人気のない工場に、肝試しで入りこんだプンプンたち。途中、この場所に入り浸っている女子学生から「この工場の社長が焼身自殺した」と脅かされるが、彼らは死体と幽霊の恐怖に震えながらも、夕暮れまで宝探しを続けていた。そんな中、プンプンの頭の中はオシッコと愛子との鹿児島に行く約束でいっぱいで…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
33
次男に読むようにいわれ2巻読了。やっぱり難解。「人が人として生きている以上、絶対に埋められない寂しさがあるよね」「人がどれだけ、求め合っても傷つけあっても、完全にわかり合えないのだとしたら、一体何を信じていけばいいのだろう?」お父さんのひとつだけ言い忘れてた。愛してるよがよかったです。2016/05/01
まふぃー
30
なかなか切ない物語。思春期真っ只中❗️2020/02/16
Vakira
30
「神様神様チンクルホイ」う~ん 神様ってアフロの槇原 敬之?作者はファンなのだろうか?そっくしに見えて仕方がない。で少年時代楽しんでいたらもう中学生。(最近見ないな)。雄一おじさんの女性のお尻を観る時のリアル眼、「潜水服は蝶の夢を見る」の主人公ジャンの女性を見る映像が蘇えった。視姦してるだろ~。コラ!少年達のエロ興味懐かしい。僕も友人の兄がいない時に、当時の悪友たちと部屋に潜入「平凡パンチ」「週刊プレーイボーイ」を観て興奮したことを思い出した。友兄の部活でいない日は決まってその日に集合。乳品定め懐かしか~2015/11/17
ぐうぐう
20
なので、ここでのシュールは現実逃避のためにあるのではないし、人を安心させるために存在しているわけでもない。プンプンが招く神様が、あたりさわりのないことしか告げず、プンプンを救ってくれないのと同じように。「放課後の学校に一人で入るのなんてプンプンははじめてでした。静まり返った放課後の学校というのは、人類がメツボーした世界みたいでした。」プンプンがそう思うのなら、世界は本当にメツボーに向かっているのかもしれない。ともあれ、プンプンは中学生になる。思春期真っ只中!2017/09/17
kanon
19
不覚にもプンプンが限界に達した後、過去を振り返る場面で涙腺が緩んでしまった。何を信じれば良いのだろう。自転車に乗って、少し遠くに行っただけで家に帰りたくなる子供の自分に、何を信じろと言う。強がって、子供二人で鹿児島に行くなんて発言をし、実行に移せない弱くて最低な自分に、何が出来ると言う。正直、こんなに周りがぐちゃぐちゃになる家庭なんてあまりないけれど、実際この境遇になった場合、プンプンみたいになるのだろう。それでも、求める。でもプンプンは子供だ。大人になったら考えれば良いよ。だから今は、おやすみプンプン。2011/12/18