講談社文庫<br> 簒奪 奥右筆秘帳(五)

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講談社文庫
簒奪 奥右筆秘帳(五)

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2011/07発売)
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  • ISBN:9784062765220

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内容説明

権の魔に魅入られた者の業は深い。将軍家斉の父一橋治済、執政から外れた松平定信、御三家の一角水戸徳川家。将軍位簒奪を狙う暗闘は熾烈を極める。幕政の闇を知る奥右筆組頭立花併右衛門と危地を潜ってきた柊衛悟に、破格の婿入り話が。二人の絆もこれまでか!? 人気沸騰シリーズ第5弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

79
奥右筆秘帳「簒奪」5巻。今回は、冥府防人と冥府防人の妹絹二人の闘いが印象の残りましたね。2021/08/12

オーウェン

55
5作目とはいえ、これまでの併右衛門と衛悟が中心というより、治済の忠実な部下の冥府防人がかなりの割合でお目見え。治済の命を狙う甲賀の忍者たち。 防人は元甲府忍者であることが明かされ、その過去に対し折り合いをつける様。 衛悟の婿入り話も決まりそうになるが、そこに併右衛門がある一手を。 そしてラストには衛悟ではなく、瑞紀の方にも嫁入り話が舞い込むという結末。 次巻ではまた一波乱ありそう。2023/10/10

TakaUP48

55
将軍位簒奪を狙う輩は多い。将軍家斉の父・治済、執政から外された松平定信、御三家ながら尾張・紀州の後塵を拝し続ける水戸藩主・徳川治保らが、それぞれ策を講じ責め合うのだが…。甲賀組、水戸藩からの治済暗殺は、ことごとく失敗?治済から定信への攻めは…。それより何より、気になったのは、衛悟の破格の婿入り話。格下の縁談に相手方の父親は不満で、3本勝負の試合をすることに。師範からの指示を受け、負けてみせた衛悟。ホッとしたのもつかの間、併右衛門の娘・瑞紀に縁談の話が…。書付問題より、二人の先々が心配でござる。2022/04/07

金吾

34
遂に水戸まで関係してきました。養子や婿の話まで出てきてやや中だるみの部分も感じます。しかし話全体としては引き込まれるものであると感じます。防人の強さは桁違いですが、衛悟もどこまで強くなるのだろうと思いました。防人は強すぎます。2020/06/09

金吾

20
衛悟の養子の話で権力や兄夫婦との関連が面白いです。水戸公や太田老中、一橋卿を見ていると欲望の限りなさに呆れてきます。2023/12/28

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