講談社文庫<br> 隠密 奥右筆秘帳(七)

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講談社文庫
隠密 奥右筆秘帳(七)

  • 著者名:上田秀人【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2012/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062768313

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内容説明

一族との縁組を断り、松平定信を敵に回した立花併右衛門。だが愛娘瑞紀は、なんと縁談相手の旗本家に掠われてしまう。それでも定信は、将軍家斉(いえなり)の暗殺未遂事件の黒幕探しを併右衛門にあえて依頼する。併右衛門をかばい手裏剣を肩に受けた衛悟に殺到する刺客たち。人気爆発シリーズ白熱の第七弾! <文庫書下ろし> (講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

98
奥右筆秘帳「隠密」7巻。立花併右衛門の娘瑞紀が誘惑される は、衛悟が立花併右衛門をかばい負傷するは、願人坊主の覚蝉も朝廷の思惑で動き出すは、衛悟を立花併右衛門娘の婿にと衛悟の兄である賢悟に申し入れを行う、物語は後半戦へと大きく動き出しますね。 2021/09/07

TakaUP48

58
なんと、併右衛門の愛娘・瑞紀が、縁談相手の松平真二郎に掠われる。怒った衛悟と併右衛門が松平の屋敷に押しかけ一味を始末し、瑞紀を無事救出。「なにもいたさぬ」の捨て台詞に松平主馬は驚愕する。再度、松平定信は併右衛門と衛悟を呼びつけ、家基毒殺の件を明かした後にその犯人を調べよとの命を下す。御膳番の2人が急死した件を知るも、伊賀者に同様の手口で襲われ、衛悟は右肩に傷を。越中守と公武一体を説く覚蝉が対面。併右衛門を襲う輩が急増で、隠密御用に手を出す奇策に出る。衛悟の縁談が破談の席で、併右衛門はあらぬ事を口にする。2022/04/12

オーウェン

50
ますます面白くなっていく7巻目。 いきなり瑞紀がさらわれる事態から、袂を分かったはずの定信からの依頼で、将軍家斉暗殺未遂の謎の解明を依頼される併右衛門。 そして覚蝉はやはり併右衛門と衛悟の敵に。 刺客となる僧たちの襲撃に加えて、伊賀の残党からも。 ラストの併右衛門の決断。 ついに衛悟と瑞紀の仲が実ろうとするが、果たしてすんなりとうまくいくのやら。2023/10/14

海猫

26
シリーズ大詰めにしてようやく着地点が見えてきたか?2010/12/26

ジュール リブレ

21
なかなか読み応えのあるシリーズです。本作は、間のつなぎ、なんですが、いろんな伏線が忍ばされて、さらに膨らんで。次に続く。2015/05/01

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