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内容説明
Dデイ4日目。三浦半島沖で足止めされている避難民たちに対し、北日本の軍艦が発砲。世論は一気に避難民支持へと傾いた。一方、新潟から徒歩で富士を目指す舷一郎たちも、順調に歩みを進めていた。入植は成功目前、しかしDデイ計画の帰着点である富士ハイパーランドが…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
3
かわぐちかいじの漫画のおもしろさは、原子力潜水艦が独立国家を名乗ったり、イージス艦が戦中の日本にタイムスリップするといった特異な設定にあるのではない。かわぐち漫画のおもしろさは、登場人物達が繰り広げる交渉力にある。「最終的に確立が高いからやるのではない、やらなければならないから、やる、ということです」。かわぐち漫画の交渉のダイナミズムは、今の日本の政治に一番欠けているものだろう。2009/04/02
宙乃(そらの)
2
新潟港より上陸した第1次帰還グループ。富士ハイパーランドまでの約380キロを徒歩で目指す。国連の裁決は!? かろうじて難民として故国の地を踏むことを一時的に容認された日本人避難民。「非暴力・不服従を国是とすることは人類共通の悲願」としながらも「高い壁がある」と言う米大使。「壁の向こうに在るのは”幻”ではない事を祈る」人の心を揺さぶるのは、言葉ではなくて心じゃないのでしょうか。2011/02/23
戸川 純子
1
ずっと政治とかテロとか紛争が続く。。きっかけは大地震だった事を、時々忘れてしまう。さて、舷一郎、巻末の大問題をどう判断するのか。。。2013/07/06
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
不服従は無抵抗ではない。無手の人がテロリストとして殺されるのは、知らないだけで今現在の世界でも行われて、知らないだけなんだろうなぁと思ったりしますね2013/01/31
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
1
信じて裏切られ、裏切った人が大きくなったのを見る。まるで今の自分の状況に似ているように思うが、私の状況は国レベルでは当然無いしなぁ2009/04/06