内容説明
2008年、あずみ海洋大学の海洋調査船「あずみ丸」が昭和十年、二・二六事件前年へタイムスリップ。乗員は、横須賀鎮守府の井上成美や山本五十六と接触、日本の敗戦の事実を突きつけ、さらに天皇をも動かし、日本の将来を変えるべく国家体制を変えていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
10
仮想戦記ってやつですね。タイムスリップした大学の海洋調査船とその乗員(でも一家で乗ってたり)が帝国海軍の臨検をうけるところで盲腸患者発生。それを現代医療で治して、というところから始まるわけですが、船長と主人公(息子)の祖父だったりが現役で生きていて、侍従だったり海軍の軍人だったりとトントン拍子という。後は豊富なDVD映像を見せつけて226事件をきっかけに方向大転換ということでまぁあとはお約束的。図書館に束であったのをごそっと借りたんだけど、最終巻だけなかった模様(w2014/11/08
ikedama99
2
未来情報の入った架空戦記ということで、これを取り出して再読する。このくらいのテンポで話が進むのがよいとは思う。ただ、呉空襲にしても人的な被害がかなりのもの。そうなのかな・・とは思った。久しぶりに、通して読もうと思う。2018/03/14
ルテ
1
再読。巻数が入っていないのは販売戦略上致し方ないのかもしれないが、シリーズが長くなってくると次に読む巻がわからなくなるのでやめていただきたい。2011/10/08