- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
昼でも夜でもない、不確かな刻――夕暮れ。地に長く延びたふたつの人影が重なる時、永く眠っていた闇が目を醒ます。この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。比類なき幻想世界、そこに脈打つ生命達の息吹。眩き5編に溢れる第9巻、ついに現出。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
39
再読。比較的穏やかな九巻。蟲師という物語の、本質的な部分が語られているようにも感じた。『残り紅』の残酷な、それでいて切ない別れと再会。蟲は干渉したわけではなく、ただ人が触れてしまっただけ。『水碧む』もまた、望んだ訳ではない触れ合いが、生と死を歪めてしまう。それが必ずしも間違っていたという訳ではないのだが。2016/12/15
あっちゃん
22
数年ぶりに再読。影踏みの話の、幼少の頃のお爺さんがお婆さんにボコボコにされてる時の顔が忘れられない(笑)2013/09/26
王蠱
13
再読。「残り紅」の切なさは何度読んでも泣きそうになる2012/01/15
まりもん
12
友人に借りて読了。ギンコが最初は蟲寄せとして扱われていて、スグロと出会ったことで本当の蟲師に感銘を受けたんだろうな2012/02/05
ぐっち
12
再読中。今度の巻もせつなめ。好きなのは壺天かなあ~。ギンコとスグロの話も好き。2011/12/31