ツバサ（２２）

著者名：ＣＬＡＭＰ【著】

講談社（2013/10発売）

• ISBN：9784063647112

内容説明

「セレス国」で自らの過去に決着をつけたファイ。一行は黒鋼（くろがね）の片腕を犠牲としながらも飛王（フェイワン）の罠をかわし「日本国」へ辿り着く。危機を乗り越え、一段と強くなる一行の絆！　だが微かに差した光の中に“あの男”が立ちはだかる――！　再会した宿敵を前に、小狼（シャオラン）は！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

黒鋼の片腕を犠牲にして、セレス国から脱出した黒鋼、ファイ、小狼。夢の中に閉じこもってしまったさくらを取り戻すため、羽根を巡る戦いは続く。次の国「日本国」で少しは休めるかと思ったが、星史郎にレプリカ小狼と波状攻撃が…。先読みたちが自分の望むよう手を加え、それを先読みがさらに先読んで…って、エンドレスでややこしい。

2019/03/31

[シュウ]

日本国へ。セレスからの脱出が出来た理由。黒鋼とファイのやり取り。小狼とワタヌキの関係。二人の小狼。

2017/06/02

[甘木]

日本国。懐かしいファイと黒鋼のやりとりが見れてホッと一息。皆いろんなものを失くして、昔のままとは言えないけれど。星史郎から羽根を取り返した小狼は、もう一人の自分と決着をつけ、無事夢の世界からサクラを連れて帰れるのか。小狼と四月一日の関係も気になる。

2014/03/01

[syu]

「死ぬ前にも人は夢を見ます」「知っていて言えない苦しさは知らない者にはわからねぇ」「だが力がある事が災いを呼ぶ事もあるそして…力だけでは守れないものも」「けれど誰かが視たまだ訪れていない未来の夢より人の願いの方がずっと強い」「たとえそれがどんなに辛い事でもおれはおれがすべき事をするだからおまえも信じたとおりに進め」星ちゃんはここでもかっこよかった。

2012/08/26

[ルナうさぎ]

みんな対価で大切なものを渡しちゃってるけど…だいじょぶなの？

2014/11/10