魔法先生ネギま！（１３）

著者名：赤松健【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063636215

内容説明

まほら武道会で、順調に駒を進めるネギ。そんな彼に、謎の人物クウネル・サンダースが接触してきた！　 決勝まで来られたら「俺と戦わせてやる」と言われるが、その声は探し続けている父・ナギの声で、ネギは動揺してしまう!!　 動揺したまま迎えた準決勝、刹那（せつな）との対戦でネギは勝利を収めることができるのか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[袖崎いたる]

主人公は父と際会。一方でぼくは、主人公がそうであり、その父もそうであるような見目の良さ、そしてそれをそうだと感想するようなヒロインたち、という一式に快さを覚えるような読者の自分に思い至った。これは代理体験で、そこでの作中の主人公とは世界体験の擬制の主体なのだろう。この代表象可能性は実にありがたいと改めて思う。が、他方で恋愛のゲームに参入するのに、相手の側から招待されるためには主体の側に共感されるような〝物語〟が必要だったり、極言すれば読まれる契機としてイケメンであることが必要なのかと思うと寂しさを覚える。

2016/03/21

[524]

☆7→　武闘回編完結。最後は魔法によって再現された父とバトルすることでネギの未来が少しずつ見え始める。しかし武闘回編長いよ。学園祭の1イベントに過ぎないのに…。【お気に入りキャラ：鳴滝風香】

2018/11/19

[ピク]

再読．まほら武闘会終了まで．天下一武闘会にちゃんと匹敵してる．同時進行で何十人動いてんだよってのもさることながら、ネギが刹那の懐へ飛び込む時の八卦掌の技とかが具体的でイイ．文科省が日本のマンガ１００選にネギま選んでるのは拍手したい．そして決勝戦、ネギと父ナギの一瞬の邂逅―――少年マンガのパロディの域を超えてちゃんと赤松先生がこの大会を「モノ」にした証．ここはエヴァンジェリンが泣ける．「では抱き締めろ」「やだ」「殺るぞ貴様」十数年ぶりのわずかの会話．化物語の忍ってエヴァの丸パクだかんね！

2013/09/08

[みー]

ネギのお父さんナギが魔法で登場 生きてるみたいでよかった

2014/06/28

[kasukade]

前回に引き続きバトルが熱いですねv特に楓VSクウネルは良い。楓の強さをものともしないクウネルの圧倒的強さがよくわかります。そして決勝の『ネギVSナギ（遺言）』は『孫悟空VS孫悟飯』を連想させる王道ジャンプ親子バトル。この熱さ好きだなwそして本格始動宣言の超。愛しのナギとエヴァ再開。さらっと本質ついちゃう桜子とこの巻も面白い！

2012/04/01