魔法先生ネギま！（３８）

著者名：赤松健【著】

講談社（2012/08発売）

• ISBN：9784063846706

内容説明

麻帆良（まほら）学園体育祭のどさくさに紛れ、ネギに告白する女子が続出！そんな中、何と、ネギに想い人がいることが発覚！？それが誰かを知るために、3-A強豪軍が、ネギに襲いかかる！！大ピンチのネギを、数少ない味方のアスナは守りきれるのか！？そして、世界の平和を守るため、アスナが100年の眠りにつく日が刻々と迫る。今までの楽しい日々に別れを告げ、迎えた未来とは！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

展開早いけど、これだけ広げた風呂敷を割ときれいにまとめたな、という印象。もしクラスメイトのサイドストーリー書いたらもう31巻続くんじゃないか説。

2012/05/21

[サイバーパンツ]

魔法世界編の完結と共にネギの成長も描き切り、ラスト2巻はラブコメ路線へ回帰。ネギの本命は誰か？という問いを巡り、ヒロインたちの戦いが勃発する。そんな中、メインヒロインであるアスナは最後まで「お姉ちゃん」なのだが、本命よりもネギに近いところにいる。本作のヒロインはみなネギより年上の「お姉ちゃん」で、彼女らのサポートによってネギが成長していったことや初期によく描かれた姉への思慕を考えれば、「お姉ちゃん」というのは、本命以上のポジションなのかもしれない。委員長もそういう風に見える。恋より愛に近いというか。

2018/02/22

[童-warashi-]

鳴滝姉妹の成長ぶりに吃驚しました。ネギ坊主の相手は誰だろう？

2012/07/18

[ピク]

これにて完結―――まず大事な作者のひとこと、これは数ある並行世界の一つの結末（実際には３つの結末+映画ももう一つの結末）であって、いずれまた再開するだろう。あざっす！　良かった、最初に麻帆良学園祭編読んでいて「どうしようこの世界好き過ぎる」となって読むのをやめてしまって、それから２年ほどして改めて読んで、魔法世界編で「やっぱり読み終わりたくない」と読書中断して、数年がかりでようやく行き着いた最終回なのに、お陰様で喪失感がゼロ！　まだ続きますよね、ですよね、謎なんにも判明してませんから！(>_<)

2015/06/01

[T.Y.]

この漫画に今更「本命の女の子を選ぶ」というギャルゲー的なエンディングが必要だろうか…という疑問はあり。だからこそ、放っておけばどこかへ飛び去る男と捕まえようとする女の戦いは真剣勝負にならざるを得ない。その上で、明日菜の運命のことなど上手くまとめた最終巻だった。エピローグの2話、とりわけナギのこととスタン爺さん達の復活は独立してちゃんとしたエピソードとして見たかったが。

2013/08/17