媚薬の博物誌

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媚薬の博物誌

  • 著者名:立木鷹志
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2014/03発売)
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  • ISBN:9784787232601

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内容説明

古今東西、人々を魅惑し、欲望の臨界点に同居しつづける「愛の薬」-。アダムとイブの世界から魔女の塗膏、宮廷の霊薬、仙人の秘薬、ドラッグまで、有史以来のさまざまな媚薬の効能とその悲喜劇をつづる、博覧強記の百科全書。
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目次

媚薬とは何か?──序にかえて

I 楽園の図像学──リンゴとイチジクと蛇
リンゴと愛の享楽/イチジクが人間を喰う?/蛇と永遠の生命

II 『サテュリコン』と媚薬・サテュリオン
トリマルキオンの饗宴/謎の媚薬・サテュリオン/ペトロニウスと媚薬

III 媚薬をつくる魔女
魔女の塗膏/“愛の魔術”/魔術的思考

IV シェイクスピアの博物学
ハムレットの植物学/マンドラゴラと曼陀羅華/シェイクスピアの惚れ薬

V ヴェルサイユの寵姫たち──モンテスパン夫人とポンパドゥール夫人
モンテスパン夫人の媚薬/ポンパドゥール夫人の「霊薬」/サド侯爵の媚薬

VI 仙人の媚薬
徐福伝説/百花繚乱の仙薬/『金瓶梅』と『神農本草経』

VII シャーベットとコーヒー──ハーレムの媚薬
ハーレムの生活/麝香と龍涎香/トルココーヒーの秘伝

VIII 『カーマスートラ』と『四分律蔵』──古代インドの性意識
竜樹の身隠しの術/『カーマスートラ』の性愛魔術/性欲とブッダの戒律

IX 江戸の媚薬と性愛学
性のプロフェッショナル/江戸の「惚れ薬」/江戸の好奇心

X 『裸のランチ』中毒症
ランボーの“感覚の放埒”/バロウズのドラッグ百科/麻薬とアルコール

XI ピン・ナップ・ドラッグ──“イメージ”という媚薬
窃視症者の時代/映像中毒/媚薬としてのピン・ナップ

あとがき

媚薬リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みつ。

1
立木鷹志『媚薬の博物誌』#読了 古今東西の媚薬の歴史が書かれてておもしろかったな〜〜 ハーレムはシャーベット2022/11/02

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