光文社文庫<br> 青嵐吹く - 御算用日記

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光文社文庫
青嵐吹く - 御算用日記

  • 著者名:六道慧
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2014/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334738518
  • NDC分類:913.6

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内容説明

元加賀(かが)藩士の生田数之進(いくたかずのしん)は、風体(ふうてい)は冴えないが、勘定方(かんじょうがた)として頭抜けた才覚を持つ青年。しかし、姉たちがつくった多額の借金のために、幕府御算用者となる羽目に。つきまとう怪しい影、次々に起こる不可解な出来事。風が運ぶのは、だれの声なのか。そして、諸藩改革の裏に隠された真実とは? お取り潰しか繁栄か、結末は妙案次第!? 著者渾身の長編時代小説、登場!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ベルるるる

25
我儘な姉二人が作った借金返済の為に幕府の密偵となって潜入捜査をする生田数之進。 姉二人が登場して優しい数之進の哀れさも倍増。 あまりの不憫さに数之進を応援しながら読んでしまった^^2019/09/16

ひかつば@呑ん読会堪能中

18
幕府の手先で藩改易の証拠を探る役目らしい何とも頼りない算盤侍が一人で江戸に出てきたはずが、着道楽と食道楽の2人の姉に長屋に押し掛けられひと悶着、と、何かと笑わせてくれる。藩には大きな謎がありそちらのミステリアスな展開も驚かせてくれたが、町人上がりや商人のような侍など、身分とは何か?という重めなテーマながら明るく楽しい話は読み終えて心地よい一冊だった。 2013/09/30

豆乳くま

14
なんだろう、終始据わりの悪い感じが。元加賀藩士の生田数之進は姉の作った借金の返済のため幕府の御算用者となり七日市藩に密偵として潜入する。自分は幕府の密偵なのだが他にも潜入する者もおり誰が味方で誰が敵?藩主利和の名君の資質に藩の取り潰しを避けるよう働きかけるが。謎解きもちょっと中途半端な感じで最後までふわっとした印象。強烈キャラの姉達の掛け合いはコミカルで良かったが。それより六道慧さんは女性だった事の驚き。2015/03/30

kakaka@灯れ松明の火

9
年末に映画「武士の家計簿」を観てから、何故か御算用者ブームです。この作品も御算用者が活躍しそうだと読みました。経済活動が絡む時代小説・・・けっこう好きなのかもしれません。この著者さんは、かなり昔に読んでいた時期がありました。その頃よりも丸くなった印象があります。2011/02/13

はなん

9
これ、おもしろい!シリーズ揃えるぞ。2009/01/04

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