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内容説明
丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる。あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
285
20巻くらいまで読了。闇金を経営するウシジマくんの元に訪れる様々な人々が堕落していく様を描いたもの。基本的に、どのエピソードもあまりハッピーエンドにはならない。こういうマンガにはよくあることだが、巻が進むごとに著者の筆力が上がっていって、登場する女の子がどんどん可愛くなっていく。シチュエーション的に仕方ない部分はあるけれど、どうしても話の展開が単調になりがちかな。「サラリーマンくん」が好き。2016/09/19
mitei
250
しかしゾッとする話ばかりだな。見栄で借金とかしたら後々怖いと言うのはよく分かる。2016/03/27
みゃーこ
91
大好きな読メ仲間からのオススメ本で購入。「ナニ金」「ミナミ」と似ているがこっちのほうが笑いがない分若干グロい。見せかけのプライド、見栄、焦燥、貪欲、傲慢、怠慢…そして地獄へ…という展開は人間が持つ毒の部分を極限の中でいつも同じように脆く儚い醜悪な泡沫の華を咲かせそして一瞬で散る。現実を受け入れ身の丈に応じた生き方や地に足のついた生活者として堅実に生きることの大切さを主人公は「自分をちゃんと知ってるやつは身分相応に生活すんだろ。無理して相手に合わせてもその場限りだし 無理して着飾っても一瞬の優越感しか味わえ2013/04/30
コウメ
50
やはり闇金ウシジマくんはどの漫画よりも読んだあとの闇が深い。パチンコで負けを取り返そうとするギャンブラー、見えはりのOL、自分が天才だと思うバカ、基本的にはバットエンドが多いし、読んだあとのダメージも多い2019/12/31
おいしゃん
47
ずっと気になってた一冊。たしか佐藤優が絶賛してたっけ。たしかに社会の暗部を、オブラートに包まず描写していて、怖いけどハマりそう。2017/02/10