白竜 12

著者名：天王寺大【著】/渡辺みちお【著】

日本文芸社（2013/04発売）

• ISBN：9784537101874

内容説明

勝つ秘訣なんてない！　…あえて言えば、勝ち目など計算しないことだ――!!　白竜こと白川竜也の学友であり、博多南州組の若頭・広井精一。大手の傘下入りをせずに一本の掟を貫く南州組は、関西の大組織である浜本組と提携した淡海組に縄張りを狙われていた。広井は白竜を博多まで呼び、勝ち目のない抗争の戦略を依頼する。翌日、南州組組長・池端と対面した白竜の前で、広井は大手と提携しようと考える池端と対立してしまうのだが……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[笠]

3 博多の抗争に白竜が首を突っ込む話。こんなにカタギに被害が及ぶことを心配してるヤクザがどこにいるというのか。中洲の屋台にしたって、そのショバ代などと称して上がりを掠め取るのがメシの種だろうに、カタギのためカタギのためって自己矛盾にもほどがあるんだよな。

2022/09/28