内容説明
ボスポラスの侵攻を退け、平和を取り戻したオルヴィエートでは、マリオーネ家とファルネーゼ家の政略結婚がおしすすめられていた。国家元首である父の命令従うエレオノーラ。しかし式の当日、彼女が乗るはずだった宇宙船は、閃光とともに砕け散った―名目上の夫を乗せたままに。そして再び波乱の幕が開いた…。好評を博したスペースオペラ、シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ましゃ
23
いきなり、主人公である一人娘エレオノーラの政略結婚から始まるのかと思いきや、乗るはずだった宇宙船は名目上の夫と共に砕け散り、夫殺しを疑われるところから再び波乱の幕が開く本作。登場人物はさらに増え、伏線がさらに張り巡らされ、展開が読めず次も非常に気になる。そして、今回は株の話も絡んでくる。何となく意味は分かったけど、やっぱり株って難しい…『野望』という言葉には、身のほどを越えた大きな望み、という意味がある。まだ、エレオノーラの『野望』がどういった事なのか、見えないところが多いため次も早いうちに読もうと思う。2021/02/28
お~い
5
展開が急だけど雑な感じ。軍を抜けるってそう簡単にはと思うけど。戦略がいまいちですね。2018/01/29
作楽
2
SFなんだけど、株・・・!株は少しやってからよく分かるけど・・・。あとは、ノーラさんジェラルドはいい兄だよ?とラスト突っ込みたくなりました。コンラッド、また会えるよね?2011/01/12
のんの
1
エレオノーラ、結婚したと思ったら…セルベッジアという謎の女性(のちのち黒幕になりそう)も登場。2019/03/24
kuma-kichi
1
復讐のためには手段を択ばない。宇宙版岩窟王。2018/04/13