MARS（１０）

著者名：惣領冬実【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063031539

内容説明

継父（ちち）の暴力から逃れ、零（れい）の胸に飛び込んだキラ。過去と決別した彼女を、零は熱く抱き寄せた。戦いの神（MARS）の戦列を離れた誓いの夜。想いを重ね、いとおしむ心が互いを求め、二人は、いま、ひとつになる……。凄絶のファイナル・ラブ、第10巻。愛し合う者たちの束の間の時間が、静かに流れる――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[呉藍]

このひたすらに駆け抜けていくような恋の行方が、楽しみでもあり、すごく不安でもあり。気持ちの大きさは間違いないのに、障害は山ほどあるんだもの。だんだんと自尊心を持つようになったキラと、過保護を卒業しようとしている零。幸せな結末ってどんなのだっけ……とまだ想像がつきません。

2012/05/01

[ジェミジェム]

学校生活でわちゃわちゃするみんなに慣れていたから、急に同棲とか学校辞めるとか結婚とか、まだ頭が追いつかないな。うーん甘酸っぱいハイスクールストーリーが恋しい。

2019/01/15

[スリカータ]

新婚夫婦のようになってしまったが、まだ親の庇護の要る高校生故に、脆さが前面に出て危ういです。キラは暇ならあんなに好きだった絵でも描いていればいいのに。スケッチブックと鉛筆なら安いのに。

2016/03/25

[こかち]

幸せなシーンを読んでいると、なにか起こるのでは…と不安になる。

2016/03/23

[たろさ]

ううう。若すぎる、急ぎすぎてる疾走感がスゴイ。先が怖いです。

2016/01/21