- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
特別救助隊（レスキュー）の資格を取得した大吾は、いつの間にか危険な現場で充実感をおぼえるようになった自分に気がつく。そんな自分に嫌悪しながらも、臨時の補助要因として、初めて特別救助隊（レスキュー）に参加した大吾は、防災指導に訪れた小学校で、かつて山火事から救助した少女と偶然再会する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
十六夜（いざよい）
13
特別救助隊の資格を取得した大吾は、いつの間にか危険な現場で充実感をおぼえるようになった自分に気がつく。そんな自分に嫌悪しながらも、臨時の補助要因として、初めて特別救助隊に参加した大吾は、防災指導に訪れた小学校で、かつて山火事から救助した少女と偶然再会する。子供たちとの交流により、自分が目指していた姿を再認識出来た大吾。め組に戻ってからの、憑き物が落ちたような表情が印象的。おばあちゃんの入院していた病院でたまたま火事。びっくりするほど火事率高いな。2021/12/18
檜村
8
なんとか塩化水素噴出を防ぐことができた大吾。危険と認識しながらも立ち向かう勇気、と周りの人たちは思いがちになるわけですが当人からすれば勇気なんてないんでしょうね。大吾の場合、本能的に危険な場所へ行きたいだけ。しかし後半で登場する昆布山火災で救助した少女と再会し、とある言葉で大吾は涙する。やっぱり帰る場所があるって最高だなー。2016/06/23
わたる
7
今までの自分の中の間違いに気づかされて取り乱し、でも子供の無邪気な一言にそれでも全てが間違いじゃなかったとわかって思わず涙を流す場面が印象的。め組に戻った大吾の笑顔まじ天使。というかそのモノローグ言ってる五味さんまじ天使。2014/03/30
まき
6
自分が助けた人に間違いに気づかされ、自分が助けた人に教えられ、救われる。め組に帰ってきた時の大吾の顔がとても素敵です。2013/11/20
図書委員4年生
5
「消防士さんだって帰りたいんだもん。ね！」土砂崩れを狙った木に大吾の足跡があったのに感動した。功績を言いふらさないのが良い。色々悩んでいた大吾だが、以前助けた子に救われるのが良かった。2014/08/16
