少年サンデーコミックス め組の大吾（４）

著者名：曽田正人【著】

小学館（2014/08発売）

• ISBN：9784091236845

内容説明

鍛え抜かれた先輩たちに1日も早く追いつこうと大吾の奮闘は続いていた。そんな日常から解放され、市局の慰安旅行で温泉にやってきた大吾たちめ組の一行。だが、宿泊先の旅館で火災が発生！大吾は宿泊客の救助に向かう。煙に追われ、退路を失った大吾たちは路上の一室に非難したのだが…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[檜村]

朝比奈大吾の真骨頂！！勘を頼りにどんな状況にも神経を研ぎ澄まし人命救出へ向かう。ここからがこの漫画の真髄に迫るのでワクワクしながら読もうと思う。

2016/01/07

[十六夜（いざよい）]

市局の慰安旅行で温泉にやってきた大吾たちめ組の一行。だが、宿泊先の旅館で火災が発生！大吾は宿泊客の救助に向かう。煙に追われ、退路を失った大吾たちは路上の一室に非難したのだが…！？いつものように装備も酸素もない状態での救助活動。逃げ道が無くなり隣の建物へ移る際の大吾の身体を張った方法には衝撃を受けた。新聞記者のおじさんの気持ちも、少しは変わってくれるといいのだが…。

2021/11/04

[わたる]

デパート火災で「イヤな感じがする」の直感により、客を５回からマットの上に落とすという荒業をｗ 今読むと無線でその旨連絡しないと組織的にやばいでしょ！とか変に考えてしまうが、読んだ当時はドキドキソワソワが勝っていたよね…。まわりが目くじらたてるのもわかる気がする。人を死なせたくない一心でここまでするのはすごいとしか言いようがない。そしてたまに出てくる甘粕、お前たちほんとに仲良いなぁとｗ

2014/03/29

[貴人]

主人公が天才な漫画は数あれど、その危険さに突っ込んだ作品は数少ない。さらに主人公自身もその恐ろしさに悩まされる作品となると今作くらいだろう。何より消防士漫画なんて数少ないだろう。この作者さんは自転車、バレエなど異形のテーマを選びながら、共通するのはその熱度にあるだろう。ほとんど狂気に近い、英雄的な熱にとりつかれたキャラがメインという点が特徴である。特に死と隣り合わせな今作こそ、作者さんの真骨頂が最も出ている傑作といえる、おススメです。

2014/12/11

[図書委員4年生]

「やったぜ、朝比奈のバカヤロー」要救助者を放り落とした東条マート火災、旅館火災の巻。この旅館の一件が一番印象強かったりする。大吾がかっこよくなってくるんだよなあ。

2014/08/14