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内容説明
ブラック・ボックスを奪還せよ! 「第七の封印」完結編! 番外編「インターミッション」「ケルンの水 ラインの誘惑」と、読み切り「司祭と名医の話」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
35
「エロイカより愛をこめて」第十五巻。『第七の封印』とうとう完結!仔熊のミーシャが絡んでヨーロッパを縦横無尽に動き周るエロイカと少佐のお話、すごーく楽しく読みました。連載当時はまだソ連だったんですねΣ(T▽T;)。そうそう、CIAが地味に良い味醸してましたo(^o^)o。その後日談的番外編が二編。『ケルンの水 ラインの誘惑』が特にお気に入りです。私の大好きなデュ・モーリアを彷彿させられるゴシック・ロマンなお話。2023/12/13
瑪瑙(サードニックス)
22
結局ブラックボックスはミーシャに持ち去られたが、実は、とんでもない欠陥があったことが少佐に明かされる。ぶちギレる少佐。大怪我をして入院している少佐をめぐってのドタバタ喜劇はいつも通り。番外編の『ケルンの水 ラインの誘惑』がお気に入り。ミステリアスで良かった。このところ表紙が少佐ばかり。主人公は伯爵?少佐?2023/08/15
枯伍
6
「第七の封印」完結編。ブルー・モスクの屋上で大暴れ、大怪我を負ってまで仕留めた漁船はダミー…KGBにしてやられた感じだがラストはブラックボックス自体寿命があったという陰謀で幕を閉じる。少佐の泣き笑いが哀しい。「インターミッション」少佐の退院日Xdayを賭けてのお祭り騒ぎ。「ケルンの水 ラインの誘惑」湯治する少佐、中世ロマンあふれる石像に魅入られた伯爵。ちょっとオカルト風味。おまけ「司祭と名医の話」中世フランスを舞台にしたこれなんてエロゲ?なコメディ。ほのぼのです。2018/02/25
つったん
2
『第七の封印』完結編。 コンピューターに関するやり取りに時代を感じますね。 珍しくミーシャにしてやられた上に負傷する少佐。 その上ロレンスや部長たちにかき回されて散々な目に。 でも小遣い稼ぎをもくろむあたりは意外とお茶目かも。 ゴシックロマンたっぷりの番外編では伯爵が珍しく女性を賞賛しています。 もっとも妙な物に好かれて次巻まで引きずる羽目になるんだけど。2012/11/15
やいとや
1
どうでもいいが、ブラックボックスを積んだ(と少佐に思い込ませた)観光船を沈めたバズーカを少佐は何処で調達したんだろうか?ギリシャ空軍の協力を得てトルコに入ったらしいから、ギリシャ空軍か?と思ったが空軍基地にバズーカなんて装備は配備されんだろう。トルコ陸軍なのかね?戦車隊上がりだからバズーカくらいは撃てるんだろうが、何の説明も無く出て来た(ミーシャ達の撤退にそんな時間は掛かってないだろうから、少佐はこれあるを期してバズーカを借りておいた事になる)から、何処に置いていたんだ?とか色々気になる(笑)。2020/06/27




