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内容説明
天堽(てんこう)にすべての石を奪われてしまった。そのせいか、鏡に姿が映らなくなってしまった魏(たか)。ショックを受ける彼にさらに追い打ちをかけるように、もう1人の“鬼宿(たまほめ)”が美朱(みあか)たちの前に現れた。とまどう美朱たち。彼はいままで朱雀(すざく)の神力で護られて眠っていたという。風にあたってくると外に出た魏。すると突然、天堽の最後の四天王・俑帥(ようすい)が美朱に襲いかかってってきた。なにもできない魏に対し、鬼宿は額に鬼の文をうかべ、七星士の力を発揮して、俑帥から美朱を守った。魏は自分には、鬼宿のときの記憶はないし力もないと、1人現実の世界に戻ってしまい!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
49
『己を知り、己を信じ、己に打ち勝つこと』大団円!鬼宿VS魏。天堽の最後の四天王・俑帥が美朱を襲う。無力な魏に対し、鬼宿は額に鬼の文を浮かべ、七星士の力を発揮して、俑帥から美朱を守る。魏は自分には、鬼宿の時の記憶も力も無いと絶望し、1人現実の世界に戻る。見た目は鬼宿だけどその正体は、魏から抜け落ちた鬼宿の記憶の石が入れられた人形であり、鬼宿が魏に転生する以前の記憶と力を全て持つ。鬼宿VS魏の二人の戦い止める為に、糸を引き千切ってまで鬼宿の攻撃から愛する魏を守ろうと盾になり瀕死の重傷を負った美朱の姿に涙。2020/10/11
梅みかん
10
最終巻。これは恋が愛になって、皆色んな面で成長していく物語で、上手く言葉にできないくらい多くの感情がつまってて、とにかく素敵な物語でした。2016/10/28
呉藍
8
そういえばと思うのは、四神天地書の世界にいたころよりも魏はナイーブになったのかなあ、と。正直この第二部はなくとも楽しかった……いえいえ、ふたりのいちゃつきようはバッチリでしたが。唯ちゃんも彼女なりの幸せをつかんだようで安心です。むしろ美朱より将来は安定かとww 18巻はさすがに長かったな~2011/02/05
十六夜(いざよい)
7
第二部にはいった辺りから話の展開やキャラクターの使い方に疑問を感じてあまり進まなかったが、ようやく読み終えた。個人的に死んだ人たちが生き返れるのはドラゴンボールだけにして欲しいかな…。続編は読むか微妙なところだがまずまず面白かったかな。2015/05/16
キカゼ
4
「ふしぎ遊戯」は優しくて穏やかで大切な事が綴られてる。涙が出る。もっともっと色んな人に読んでほしい。こんなに優しく泣けるマンガは滅多にないと思う。誰かを想い合う事がいつも描かれてる。「玄武」も読みたくなってきた。2017/11/02