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内容説明
朱雀(すざく)を呼び出すために、美朱(みあか)たちは神座宝を求め北甲(ほっかん)国へ向かった。しかし途中で、青龍七星士の房宿(そい)の起こした嵐に巻き込まれ、女誠(にょせい)国に流れついてしまった。この国は、女尊男卑の国で、男はみんな目をえぐり取られて、女の道具とされてしまうのだった。美朱以外は、女装して抜けようとしたが、軫宿(みつかけ)だけ捕まってしまう。助けに行った井宿(ちちり)も男とばれてしまい、美朱も含め全員が追われるはめに。分散して逃げて、あとで西の城壁に集まることにした一行。途中、花婉(かえん)という女に助けられ一足早く着いた美朱だが、実は彼女が房宿で…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
41
青龍七星士の房宿の起こした嵐に巻き込まれ、女誠国に流れついてしまった美朱たち。女尊男卑の国で、男はみんな目をえぐり取られて、女の道具とされてしまう。七星士たちは女装姿で何とか乗り切り北甲国へたどり着く。終盤で柳宿は、神座宝のあるという洞窟の前で、青龍七星士の1人・尾宿と激闘。戦いには勝利したものの、自らも深手を負ってしまい。朱雀七星士である柳宿が尾宿との戦いで命を落とし、仲間達との永遠の別れとなってしまうのが涙が止まらなかった。柳宿の遺言のような台詞「あんた達のこと、ずっと見てるわよ」はとても印象的です。2020/10/01
梅みかん
9
アニメで見て流は知ってたけど、それでも柳宿の死は衝撃的で悲しい。美朱にとって兄のような姉のような鬼宿とは違う意味で大きな存在だったと思う。2016/10/20
十六夜(いざよい)
6
北甲国へ向かう美朱たちがたどり着いたのは女尊男卑の国だった。男性は全て処刑されてしまう島から脱出出来るのか。どうでもいいけど島の女の顔が明らかに下手。アシさんが描いたのかな。尾宿に襲われついに柳宿が⁈2015/05/05
パ
4
その昔、ちょうど美朱たちと同じ中学生の頃、8巻まで一気に購入。当時女子たちには人気だっただろう鬼宿や星宿にはハマらず、お気に入り男子が決まらぬまま7巻まで読み、男の柳宿に惚れる。そして、8巻。……ショックなんてもんじゃないわよね。読み返す度何回も何回も泣き、再読した今回もやはり泣く。それまで読んできたマンガで初めて生き返らなかったキャラ。初めて好きになったオカマキャラ。今でも原点。オカマはある意味蔑視の言葉かもしれないが、男でも女でもそんな枠では括れないカッコいい柳宿をこう呼びたいと思ってしまうのだ。2013/07/20
呉藍
4
房宿が女だったとは……一行と同じに騙されたぁ! 女尊男卑の国、おっかないですねー。たしかに軫宿はムリだろうな、と頷けます。そして素で女として通ってしまう星宿と柳宿が、ある意味一番怖いですね。だって美朱よりも美人だし……2010/10/04