【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 北から南へ、誇り高く多様な文化を知る。 『こんなにちがう ヨーロッパ各国気質』(7月8日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」7月8日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『こんなにちがうヨーロッパ各国気質―32か国・国民性診断』です。[今朝の新聞より]「毎日」…
2012.07.09 メディアで紹介 ヨーロッパ 新聞書評
加藤弘一評 『人文学と電子編集―デジタル・アーカイヴの理論と実践』バーナード&オキーフ&アンスワース編 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 加藤弘一(文芸評論家)※「書評空間」2012年6月30日より 中西秀彦『学術出版の技術変遷論考』の終章では今後の印刷所の生きのびる方途として文書の構造化支援をあげている。ワープロの高性能化によって著者が版下を作ることが可能になっている。現状…
2012.07.07 サイエンス 人文
早瀬晋三評 『政府は必ず嘘をつく-アメリカの「失われた10年」が私たちに警告すること』堤未果著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 早瀬晋三(大阪市立大学大学院・文学研究科)※「書評空間」2012年6月26日より 著者の堤未果のもとに、東日本大震災と福島第一原発事故が起きた日の夜、海外に住む友人たちから次々に連絡がきた。そのなかに、つぎのように警告した友人がいた。「気をつ…
2012.07.06 社会 政治
作ってみました。『ナチスのキッチン』 【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】
ナチスによる空前の支配体制下で、人間と食をめぐる関係には何が生じたのか?システムキッチン、家事労働から食材、エネルギーにいたるまで、台所という"戦場"の超克を試みた、来たるべき時代への"希望の原理"。新たに発見された事実や貴重なレシピなど、未刊行資料も多…
2012.07.03 くらし ドイツ 料理
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 心を揺さぶる感動作。『きみはいい子』(7月1日 読売新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」7月1日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店のブログ記事「2階文学書売場のおすすめ」、編集部のブログ記事「王様のブランチで紹介されました!」にて紹介されていました、読売新聞掲載の『き…
2012.07.02 文学 メディアで紹介 感動の一冊 新聞書評
辻泉 評 『孤立の社会学―無縁社会の処方箋』 石田光規著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 辻泉(中央大学文学部准教授)※「書評空間」2012年5月31日より「孤立をめぐる学際的研究の可能性」 本書の魅力は、今日の日本社会における孤立という問題点をめぐって、その学際的研究の可能性を感じさせる点にある。言うなれば、孤立を社会的事実…
2012.06.30 社会 書評で読む
阿部公彦評 『1Q84』村上春樹著 【プロの読み手による 書評空間】
文庫版 1Q84 BOOK1 〈4月‐6月〉前編書評者 阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2009年6月15日より文庫版 1Q84 BOOK1 〈4月‐6月〉後編「やっぱりストーンズのおかげ」 絶品の出だしである。渋滞した…
2012.06.27 文学 売れてる! 書評で読む 村上春樹
【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 井上ひさしの決定版評伝。『ひさし伝』(6月24日 毎日新聞)
「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」6月24日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『ひさし伝』です。[今朝の新聞より]「毎日」「朝日」ダブル登場は、笹沢信さんの『ひさし伝…
2012.06.25 新聞書評
近代ナリコ評 『世界のかわいい刺繍―世界各地の民芸品、アンティーク、フェアトレード、作家の刺繍』誠文堂新光社 編 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 近代ナリコ(文筆家)※「書評空間」2012年06月09日より 下着デザイナー・鴨居羊子の初期の作品(下着会社チュニックの商品)には、鴨居自らが刺繍をほどこしたスリップやショーツがあったという。下書きなしで、薄い布地に直接チクチクと針を刺して…
2012.06.23 くらし アート 刺繍
石村清則評 『大往生したけりゃ医療とかかわるな』中村仁一著 【プロの読み手による 書評空間】
書評者 石村清則(パリ国際学校・国際バカロレア日本語学科)※「書評空間」2012年06月11日より「「終活」のバイブル」 日本では「終活」という言葉が流行っているらしい。紛れもなく老人大国であるから、それは当然の現象であるし、自分の身の始末を元…
2012.06.20 くらし 医療 終活