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森一郎評 『マルクス 資本論の思考』熊野純彦著 【プロの読み手による 書評空間】 

書評者 森一郎(東京女子大学教授(哲学))※「書評空間」2013年11月7日より「時間のエコノミー、時間のテクノロジー」 今どき七百頁余のマルクス論を書き下ろす。しかもカントやハイデガーの主著の翻訳を完成させる片手間に、である、いや、ひょっとする…

       

書評  2013.11.16 社会 マルクス 資本論

人生への静かな肯定感が胸を打つ小説 『スナックちどり』 よしもとばなな 著【文藝春秋 本の話】 

本の話WEB:〈著者インタビュー〉人生への静かな肯定感が胸を打つ小説 『スナックちどり』 よしもとばなな 著 2013.10.25より聞き手「本の話」編集部――今回の作品は、イギリス西端のペンザンスという街が舞台です。海辺の人気(ひと…

       

書評  2013.11.11 文学

新しい社会の機運を感じた 『原発を止める人々―3・11から官邸前まで』 小熊英二 編著【文藝春秋 本の話】 

本の話WEB:〈著者インタビュー〉新しい社会の機運を感じた 『原発を止める人々―3・11から官邸前まで』 小熊英二 編著 2013.10.23より聞き手「本の話」編集部――反原発運動の現場に立ち、参加者の手記を集めた上で3.11以降の…

       

書評  2013.11.11 社会

【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 直線的なアンチではなく、第三の道を探っていく方法。 『社会の抜け道』(11月10日 東京新聞)

-->「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」-->11月10日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました東京新聞掲載の『社会の抜け道』です。[今朝の新聞より]「東京」から『社会の抜け道』htt…

       

書評  2013.11.11 社会 新聞書評

早瀬晋三評『戦争記憶の政治学-韓国軍によるベトナム人戦時虐殺問題と和解への道』伊藤正子著 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 早瀬晋三(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)※「書評空間」2013年10月29日より 本書を読んで、韓国は日本の植民地支配や従軍慰安婦問題など、日本にとっての負の歴史を持ち出して批難・攻撃する資格はない、などと考える人は、これからのグローバ…

       

書評  2013.11.09 社会 戦争 歴史

石村清則評『歴史をかえた誤訳』鳥飼玖美子著 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 石村清則(パリ国際学校教師・I.B.試験官)※「書評空間」2013年10月25日より「一語の誤訳が世界を変える!」 「もしたった一語の日本語を英訳する仕方が違っていたら、広島と長崎に原爆が投下されることはなかったかもしれない」 歴史に「…

       

書評  2013.11.06 歴史 翻訳 英語 誤訳

近代ナリコ評 『水の旅 日本再発見』富山和子著 【プロの読み手による 書評空間】 

書評者 近代ナリコ(文筆家)※「書評空間」2013年10月22日より 先人の暮らしと水とのかかわり合いの跡を各地に訪ねたルポルタージュ。皇居のお堀の水はどこからやってくるのか。伊勢神宮の式年遷宮と森林伐採の関係、ことに興味深いのは、日本列島の山々を覆…

       

書評  2013.11.01 社会 TTP問題 農業

根井雅弘評『オーケストラは未来をつくる マイケル・ティルソン・トーマスとサンフランシスコ交響楽団の挑戦』潮博恵著 【プロの読み手による 書評空間】 

書評者 根井雅弘(京都大学大学院経済学研究科 教授)※「書評空間」2013年10月24日より「MTTとサンフランシスコ響の挑戦」 マイケル・ティルソン・トーマス(しばしばMTTと略称される)は、レナード・バーンスタイン亡きあと、アメリカのクラシッ…

       

書評  2013.10.30 社会 サンフランシスコ交響楽団 音楽

【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 純文学作家が仕立てた本格ミステリ。 『去年の冬、きみと別れ』(10月27日 東京新聞)

-->「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」-->10月27日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました東京新聞掲載の『去年の冬、きみと別れ』です。[今朝の新聞より]最後に「東京」から『去年の…

       

書評  2013.10.28 ノワール ミステリ 中村文則 新聞書評

阿部公彦評 『国語教科書の闇』川島幸希著 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 阿部公彦(東京大学(英米文学))※「書評空間」2013年10月18日より「もう『羅生門』にはうんざりですか?」 教科書の闇! 国語教科書ビジネスに多少なりとかかわりのある筆者としては、ついドキドキしてしまうタイトルである。闇、暗部、腐敗…

       

書評  2013.10.27 文学 国語 教科書

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