書評で読む

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早瀬晋三評『戦争社会学の構想-制度・体験・メディア』福間良明・野上元・蘭信三・石原俊編 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 早瀬晋三(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)※「書評空間」2013年9月3日より まず、いろいろ学ばなければならないことがたくさんあることを教えられた。第Ⅰ部「「戦争」研究の系譜と社会学」では、「この分野を切り拓いてきた代表的な研究者」から…

       

書評  2013.09.15 社会 戦争

朱野帰子評『僕は問題ありません』宮崎夏次系著 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 朱野帰子(小説家)※「書評空間」2013年9月2日より またもや衝動買いです。  地元の書店をうろうろしていた私は、新刊の棚にこの漫画があるのを見て、そのままレジへ向かってしまいました。『僕は問題ありません』といういかにも問題がありそうな…

       

書評  2013.09.11 コミック

【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 「戦後」を生きた仲間と自分への目差し。 『文士の友情−吉行淳之介の事など』(9月8日 毎日新聞)

-->「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」-->9月8日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました毎日新聞掲載の『文士の友情−吉行淳之介の事など』です。[今朝の新聞より]「毎日」から『文士…

       

書評  2013.09.09 文学 吉行淳之介 島尾敏雄 遠藤周作

加藤弘一評『宗教を生みだす本能―進化論からみたヒトと信仰』 ウェイド著 【プロの読み手による 書評空間】 

書評者 加藤弘一(文芸評論家)※「書評空間」2013年8月26日より 山極寿一の『暴力はどこからきたか』では狩猟採集時代までのヒトはわかちあいの心をもったやさしい平和な生き物だったが、農業の開始とともに所有の観念が生まれて国家が誕生し、戦争をするよ…

       

書評  2013.09.06 社会 宗教

『国家はなぜ衰退するのか(上、下)』その僅かな差が何を変えたのか!?【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】

上巻世界にはなぜ豊かな国と貧しい国が存在するのか?その問いに答える鍵は、地理でも、気候でも、文化でも、あるいは為政者の無知でもない。問題なのは政治・経済上の「制度」なのだ。ジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞したMIT教授と、気鋭のハーバード大学教授が、15年…

       

書評  2013.09.04 社会 国家

【紀伊國屋書店スタッフによる 書評<的>空間】『言語学の教室―哲学者と学ぶ認知言語学』西村義樹・野矢茂樹

書評者 野間健司(紀伊國屋書店 営業企画部)※「書評<的>空間」2013年8月29日より「哲学と言語学の幸福な対話」今年は現代言語学の祖フェルディナン・ド・ソシュールの没後百年。大学で言語学を勉強したわけではないけど、『一般言語学講義』を読むゼミ…

       

書評  2013.09.04 社会 言語学

知識より 読書が大事 『検証・学歴の効用』【ノンフィクションはこれを読め!HONZ】

学生の学力低下を問題視するあまり、世論の大勢が教育過剰論へと傾いている。しかし、大学は本当に多すぎるといえるのか。もはや学歴に意味はないのか。詳細なデータ分析から、大卒のみならず、専門学校卒や院卒といった学歴の効用を明らかにし、学歴に対するまなざしを歪ませた…

       

書評  2013.09.04 まなび 社会

【新聞書評ピックアップ:今週の1冊】 虚飾のないことばがつくる、くもりがない目。 『文学のことば』(9月1日 東京新聞)

-->「新聞書評ピックアップ:今週の1冊」-->9月1日(日)の新聞に掲載された書評から、注目の1冊をご紹介します。今回は新宿本店ツイッターで紹介しておりました東京新聞掲載の『文学のことば』です。[今朝の新聞より]「東京」から『文学のことば』http:…

       

書評  2013.09.02 エッセイ 新聞書評

管啓次郎評 『コレクションさん』古川日出男+後藤友香著 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 管啓次郎(明治大学理工学研究科新領域創造専攻ディジタルコンテンツ系)※「書評空間」2013年8月20日より「絶望を集めてまわる、そんな小学生の冒険は?」 小説家・古川日出男が、マンガ家・後藤友香と組んで、初の絵本を発表した。生まれたのは、…

       

書評  2013.08.30 古川日出男 絵本

早瀬晋三評『はじめて学ぶ日本外交史』酒井一臣著 【プロの読み手による 書評空間】

書評者 早瀬晋三(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科)※「書評空間」2013年8月20日より 本書を読むキーワードは、「文明国標準」と「社会外交史」である。著者、酒井一臣は、「序 外交史をまなぶ【「今」を理解するために】」で、それぞれの見出しの下に、…

       

書評  2013.08.28 外交 歴史

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