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【書評空間】 『アンフォルム:無形なものの事典』イヴ=アラン・ボワ+ロザリンド・E・クラウス著

書評者 福嶋亮大(文芸批評家・中国文学者)※「書評空間」2011年3月16日より「絵画の水平性とその先」 本書は、二人の美術批評家(ロザリンド・クラウスとイヴ=アラン・ボワ)が1996年にパリのポンピドゥー・センターで組織した展覧会のカタロ…

       

書評  2011.03.22 アート

【書評空間】 『モノ言う中国人』西本紫乃著

書評者 高原基彰(東京工科大学非常勤講師)※「書評空間」2011年3月7日より「中国のインターネット言論についての優れた入門書」 チュニジアやエジプトでの動乱で、ツイッターやフェイスブックによるネットワーキングが大きな機能を果たしたことはよ…

       

書評  2011.03.16 インターネット メディア 中国

【書評空間】 『イングリッシュ・モンスターの最強英語術』菊池健彦著

書評者 阿部公彦(東京大学文学部准教授)※「書評空間」2011年3月10日より「貧乏と英語」 大学受験がこれほどのニュースになったのは久しぶりのことだろう。かつて津田塾大学で、女子高生に扮したお父さんが娘の替え玉として受験しようとして試験会…

       

書評  2011.03.16 TOEIC イングリッシュモンスター 英語

【書評空間】 『私の居場所はどこにあるの?』藤本由香里著

書評者 辻 泉(中央大学文学部准教授)※「書評空間」2011年2月28日より「今こそ読み返すべき、少女マンガ論の古典として」 本書は、いまさら改めて紹介するのも戸惑われるほどによく知られた少女マンガ論の名著である。  個人的な思い出を記せ…

       

書評  2011.03.14 コミック マンガ 少女漫画

【書評空間】 『きことわ』朝吹真理子著

書評者 大竹昭子(文筆家。ノンフィクション、エッセイ、小説、写真評論など、ジャンルを超えて 執筆)※「書評空間」2011年2月26日より「緻密な思考と言葉への信頼の高さが圧倒する」 『きことわ』というタイトルがまず気になった。音の響きにもひ…

       

書評  2011.03.14 文学 受賞作品 旬な人 芥川賞

【書評空間】 『大学生の論文執筆法』石原千秋著

書評者 阿部公彦(東京大学文学部准教授)※「書評空間」2011年2月21日より「論文執筆のホンネとタテマエ」 論文の書き方を教えるのは難しい。「大人」の批評家や研究者だって、自分がどうやって論文や批評を書いているのかわからないことがあるだろ…

       

書評  2011.03.11 まなび

【書評空間】 『フーコーの振り子』ウンベルト・エーコ著

書評者 加藤弘一(文芸評論家)※「書評空間」2011年2月20日より 本書は1988年に発表されたウンベルト・エーコの長編第二作である。 17年前、邦訳が出た直後に読みかけたが、夜の博物館の中をうろうろする条で放りだしてしまった。次から次…

       

書評  2011.03.11 人文 ロングセラー

【書評空間】 『これからの「正義」の話をしよう』マイケル・サンデル著

書評者 西山純一(紀伊國屋書店スタッフ)※「書評空間」2011年2月14日より「今、「正義」を問いただす」 昨年(平成22年)の上半期も終わりに近づいた頃、1冊の本が正に「革命的」とも言うべき一大ムーブメントを起こした。  ハーバード大…

       

書評  2011.03.09 人文 ロングセラー

【書評空間】 『物語としてのアパート』近藤祐著

書評者 近代ナリコ(文筆家)※「書評空間」2011年2月16日より 「乃木坂倶楽部」は、萩原朔太郎が妻・稲子との離婚後、ふたりの娘を連れ郷里の前橋に戻るも、ふたたび単身上京した昭和四年の末、ほんのひと月半をすごしたアパートである。彼はのちにその…

       

書評  2011.03.09 人文

【書評空間】 『日本人が知らないウィキリークス』小林恭子・白井聡・塚越健司・津田大介・八田真行・浜野喬士・孫崎亨著

書評者 高原基彰(東京工科大学非常勤講師)※「書評空間」2011年2月7日より「多角的なウィキリークスの入門書」 2010年、メディアの世界で最大の話題の一つとなったウィキリークスであるが、いまでもその内実をよく分からない人間は、私自身を含…

       

書評  2011.03.07 社会

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