内容説明
累計475万部のレジェンドシリーズ最新刊
「おれたちはみんな自分を
とことん安く売るようになったよな」
池袋で何件も強盗事件を起こしているトクリュウ(匿名・流動的犯罪グループ)の「池袋NO NAME」。
Gボーイズのメンバーが闇バイトの罠に嵌り、強盗の実行犯として逮捕された。
強盗の罪は重く、長期の懲役刑を受けることになりそうだ。
タカシは「池袋 NO NAME」の元締めを突き止めて罪を償わせることを決め、マコトを含めた4名を潜入捜査させることに。
しかし誰とも直接の接触を持たない元締めを見つけることは困難を極め……マコトが見つけた糸口とは? (表題作)
その他「北口オーバードーズ」「池袋二丁目サウナセンター」「中板橋ルッキズム」の短編3作を収録。
時代の最先端のその先へ。
レジェンド人気シリーズ最新刊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
161
IWGPシリーズ完読プロジェクト、今回は最新刊21巻です。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11337296?sort=book_count&order=desc オススメは『北口オーバードーズ』&表題作『池袋NO NAME』です。 http://www.bunshun.co.jp/pick-up/iwgp/2025/10/17
タックン
111
IWGPシリーズ驚異の21弾。オーバードーズとか闇バイトとかさっそく今が旬の今日的なテーマを取り上げてくれている。 IWGPで取り上げてるテーマだけ追っていっても、その時代の問題の変遷がわかる。 今回はなんと言っても表題作の(池袋 NO NAME)がメイン。 電話での(オレオレ詐欺)から始まった詐欺事件がスマホの普及によってアプリでの闇バイトまで発展し傷害事件まで引き起こしていることに驚愕した。 それ以上に闇バイトに手を出さずにいられなくなっている若者の手取り給与の低さとか貧困問題の闇を感じた。2025/11/29
☆よいこ
84
IWGP㉑▽唐突に夏が終わった九月半ば。台風一過の秋。クリスマスソングの季節。真冬の底一月半ば[北口オーバードーズ]北口の立ちんぼと市販薬の販売員[池袋二丁目サウナセンター]ゲイの師匠をはめたツバメ、ロマンス詐欺[中坂橋ルッキズム]ライブ配信サービス「フィッシュ」キテラはライブの魔女[池袋NO NAME]闇バイト▽キングが珍しく悩んでる「世界はどんどん見知らぬ場所に変化していく。それも悪いほうに、淋しいほうに、くだらないほうに滑り落ちていくんだ」マコトは今回も冴えている。2025.9刊2026/01/15
R
80
池袋にも現代社会の歪みが寄ってきている。キングの統治下にも現れた、立ちんぼ、ライバー、LGBTQ、そしてトクリュウといった問題について、流儀にのっとって解決するいつものお話。キングの苦悩とかも描かれるが、メタ的にそろそろGボーイズという組織がそもそも成立しない世の中になってきたようなと作中に出てきた「鬼平」が、まるでGボーイズそのものにも思えたのだが、それをいつも通りに解決する、揺るがない信念で描かれるのがとても潔くてよいなと思え、とても楽しかった。2026/01/12
はにこ
61
このシリーズも21か。マコトが若いままで羨ましい。オーバードースやライバー、詐欺集団など、現代の闇を映し出す。トラブルシューターはいつの時代にも必要みたいだね。このシリーズを今年も読めて良かった。こういう、安心してサラッと読める作品は必要だな。2026/01/09




