文春文庫<br> 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパーク13

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文春文庫
裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパーク13

  • 著者名:石田衣良【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 文藝春秋(2019/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167913441

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内容説明

シリーズ累計420万部超!
大人気シリーズ「池袋ウエストゲートパーク」第13弾!

真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。
怪しすぎる誘惑に浮き立つ若者たち。隠された目的は何なのか。
そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる――。

表題作含む4篇のほか、石田衣良デビュー20周年を記念した朝井リョウとの対談も収録。

※この電子書籍は2017年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

68
久しぶりに面白かった。初期の頃の、助けるべき対象がはっきりしていて、マコトが正義感を発動させるという構図が復活。男と覚醒剤にのめり込んでいく母親を救おうとする中学生が印象的。30、40代の孤独な世代の騙されやすさがリアル。ゼロワンやサルといった懐かしのメンバーも本当に久しぶりに登場(礼にいも一瞬)。サルは一時期欠かせない人だったのに、クリーンになった世の中の流れ的に消されたんだと思ってたよ。ゼロワンは前からずっと神様を探してたんじゃなかっけ。今回やっとその望み?に近づけたようだった。2020/01/02

ゴルフ72

49
今回もタカシとマコトの活躍に痛快感を覚えました。 それにしてもシリーズ13作目とはびっくり!2019/10/22

ちぐりん

48
細切れ時間にさくさくっと読めました。やっぱり前よりもライトな感じですね。 サルやゼロワンなど、懐かしい面々も出てきてちょっとテンションが上がりました。 解決法もやっぱりさくっとしていて、以前のようにかなりグレーな方法でやっつけるのではなく社会的に抹殺するような大人の解決法になりました。私にはちょっと物足りないかなぁ。 でも今回も素敵な一文に出会えました。「世界中のどんな神も、へたばって座りこんでるあんたを助けてはくれない。自分で助かりたいと動くやつだけが、自分を助けることができるのだ。」2019/12/12

ワニニ

47
もうね、池袋が住みたい街だなんて、隔世の感。そして、こんな感想を漏らす私は、当たり前に昭和の人。石田衣良だって、私より年上だし、似たようなものだ。それでも頑張って、20代のマコトになりきっているんだから、多少は大目にみてあげて。もう、この世代の水戸黄門なんで。そんな風にひしひしと感じるけれど、でもやっぱりIWGP!!時事ネタ盛り込み、安定して面白く、一気読み。定番の登場人物、サクサク行きすぎな展開に物足りなさは否めないので、もっと長編・大掛かり、意外な進展にも期待。(でも、今回ゼロワンに意外な一面?)2019/09/10

Junichi Yamaguchi

35
『探偵ごっこ』… 安定のシリーズ。 少しだけ過去の時事ネタを思い出すいいきっかけになる。 でも、そろそろ主人公にも春が来ても良いんじゃないかな⁈2019/10/04

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