内容説明
卑怯なアシッドアタッカーをおびき出せ!
シリーズ累計450万部突破。
「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ、記念すべき20作目
バッテリー盗難ビジネスに巻き込まれた高校生、愛国ブログに潜む闇、
真面目な会社員女性が嵌ったメンズコンカフェの罠、
そして女を憎むミソジニストによる、フェミニストへのアシッドアタック……。
今まさに起こっていること、明日起こるかもしれない事件を
いきいきと刺激的に描く短篇4篇を収録。
【収録作品】
■西池袋バッテリーブギ
■目白フェイクニュース・ライター
■乙女ロード文豪倶楽部
■男女最終戦争
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
192
IWGPシリーズ完読プロジェクト、今回は最新刊XX巻です。 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11337296?sort=book_count&order=desc オススメは『西池袋バッテリーブギ』&『男女最終戦争』です。このレビューは「いつか王子様が」 を聴きながら書きました♪ https://www.youtube.com/watch?v=u2HhFEy1NBE http://www.bunshun.co.jp/pick-up/iwgp/2024/10/04
nonpono
119
470万部のシリーズ20弾か。だけどわたしの中でいつまでも誠は長瀬くんでキングは窪塚のイメージが消えない。前作より辛い感じ。バッテリー盗難から始まり、愛国ブログ。メンズコンカフェ。種類にびっくり。執事、メイドは知っていたが、戦国武将?、新選組に果ては文豪ときたか。活字中毒のわたしは文豪カフェに興味あり。池袋の乙女ロードにも。文豪カフェに嵌った理由、お姫様扱いしてくれたから。もう現実は面倒だし課金で叶うならばなのかな。最後の女嫌いとお笑いのお話も刺さる。今の人の、街の寂しさを怖さを見事に見せてくれた一冊。2025/01/15
ノンケ女医長
107
今シリーズの醍醐味は何といっても、社会の闇に2人のコンビがどう取り組み、解決に導いていく奮闘だと思う。最新作では、よりいっそう作者が時代に合わせて下さったのか、どうも起伏がなだらかな感じを受けてしまった。あれっ、いつからあんなに、キング・安藤崇の棘が丸くなり、人情すらも色濃く漂わせるようになったのだろう、と嬉しいような寂しいような。もっと惨たらしい災禍と差別に、心血を注いで真剣に挑む2人を読みたかった。働き方改革もあって、そろそろGボーイズも次世代へのバトンタッチを考えるタイミングなのかもしれない。2024/10/22
☆よいこ
98
IWGP⑳帯が煽り過ぎ感ファイナルなんてあったら最終巻かて勘違いしそう▽[西池袋バッテリーブギ]目がくらむように暑い夏のあとにはだらだらと続く残暑。恩師からの依頼で自転車バッテリー犯の後輩をたしなめる[目白フェイクニュース・ライター]十一月になったというのになんと二十度を記録した日。愛国ブログはビジネス[乙女ロード文豪倶楽部]あたたかだった冬も終わり。コンカフェ[男女最終戦争]春は一瞬で終わりいつものように灼熱の夏。フェミニスト狙いのアシッドアタック▽調査はゼロワン解決はGボーイズが基本。2024.9刊2024/11/15
はにこ
93
今年もマコトとタカシに会えて良かった。もう20弾なんだねー。2人は歳を取らなくて良いな。バッテリー盗難、狙われるネットライター、コンカフェビジネス、男女問題と、今回も幅広い。いつもマコトに辛辣なことを言うタカシだけど、ちゃんと認めてくれているのね。文豪コンカフェ、ちゃんと知識を持ったキャストなら私もハマってしまうかもw2024/12/25