内容説明
銀河帝国興亡史 感動の最終巻
ファウンデーション創立をめざす心理歴史学者ハリ・セルダンの活躍を描く、早大な宇宙叙事詩、ついに完結。
〔銀河帝国興亡史7〕さまざまな事件や陰謀や妨害を乗り越え、滅びゆく銀河帝国を救うべく、ファウンデーション創立をめざし、その人生を賭けて奮闘努力する心理歴史学者セルダンの活躍と激動のドラマ。ヒューゴー賞特別賞を受賞した壮大なる宇宙叙事詩はここに感動の最終巻を迎える。巨匠アシモフ最後の長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
18
本の扉には、アシモフのこんな文句が書かれています。「義理堅い読者のみなさんに」──はい、自分が義理堅いのかどうかはわかりませんが、待ちました。この本は、第一巻「ファウンデーション」、つまりアシモフの未来史の出発点となった本へ至る、最後の鎖の輪です。これで歴史はつながりました。よかった。2006/06/02
ジロリン
15
アシモフが書く、最後の「ファウンデーション」シリーズ。晩年を迎えた作者の心情が反映するのだろう。セルダンと長年親交があった人物達が、次々と"去ってゆく"物語の流れが切ない…なんてセンチメンタルな気分を吹き飛ばす、ぶっ飛んだ下巻へのヒキ!さすがアシモフ先生、読ませますなぁ。2015/12/13
SINKEN
11
【総評】★★★☆☆ 【感想】セルダンとその協力者たちによって心理歴史学が少しずつ成熟さを増していく中、帝国はその足元からじわじわと崩壊し始める。刊行順に読破してきたので、既にファウンデーション設立以降のシナリオは知っているものの、"なぜ・どのようにして"帝国が崩壊に至ったのか、その間際において心理歴史学がどう機能し、セルダンはどういう行動をとったのか非常に興味深々。シリーズも大詰め、登場人物たちもにわかに慌ただしい動きを見せるなか、いよいよラスト一巻に突入。2017/08/01
DEAN SAITO@1年100冊
9
アシモフは、キャラクターの使い捨てに躊躇をしない人。作中時間はすぐ過ぎるし、壇上の人々もすぐ入れ替わる。はたして執着というものはないのだろうか、と思いつつ、スコープがミクロにより過ぎたらこんな気の遠くなるような時間的広さの作品世界は、まぁそりゃ作れないか。2020/10/03
秋良
8
まだまだ心理歴史学の確立が覚束ないセルダン。え、まじで?ってところで下巻へ。2017/12/03
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