講談社青い鳥文庫<br> 怪盗クイーン 陽炎村クロニクル

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講談社青い鳥文庫
怪盗クイーン 陽炎村クロニクル

  • ISBN:9784065393246

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内容説明

インドで『もう一つの0』--『アムリタ』の手がかりをつかんだクイーン。
だが、地下深くで皇帝と戦っているさなかに岩の天井がくずれ、二人は閉じ込められてしまう。
ときは遡り、19世紀末のフランス「陽炎村」。
村の中心部にあるワイン蔵の樽の中から、10歳ぐらい子どもが見つかった。
赤い布に包まれ、銀色の長い髪と透き通るような白い肌をしたその子は、まるで天井画(フレスコ)に描かれた天使のよう。
子どもの面倒を誰がみるか、村人たちが話し合うなか、ある日本人の夫婦が引き取ることになって--。

<小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ほたる

14
陽炎村と聞き身構えざるを得ない。そして表紙に描かれた人物。果たして今回は何が待ち受けているのだろうか。前巻から続いての謎をどう物語に落とし込んでくるか楽しみにしながら読み進めていくと、赤い夢の世界をちょっとだけ掴めたのかもしれない。2025/06/10

じょうき

13
図書館本。登場人物一覧からアツい。陽炎村を中心としたクロスオーバーにひとつの決着。虹北恭助を読んでから時間が経っていて曖昧な記憶だが、ミリリットル家の因縁も意味ありげだった巧之助も。あの名探偵(同一人物かは不明)の登場やあの夫婦の行方など胸踊る展開の連続。クイーンの過去がついに見えるものの、不明なことばかり。皇帝は地獄のような目に遭っているが、その行動の理由もアムリタも不明のまま。完結に向けたカウントダウンが始まったかと思ったが、まだしばらく続きそう。続きが楽しみ。フランス陽炎村事件、読み返してみよう。2025/10/01

りこ

6
クイーンの行方の手掛かりが見つかったと知らされたジョーカーとRDはすぐにトルバドゥールの針路をフランスの陽炎村へ向け――? ついに怪盗クイーンの陽炎村編である。決して明かされることはないだろうと思っていたクイーンの秘密が描かれ、生きていればこんなこともあるのだなあと感慨深くなった。小学生の頃に『少年名探偵 虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件』を読んでいたときには問題になると思っていなかった箇所が取り沙汰され、はやみね先生はいつからこれを決めていたのだろうと、広げた風呂敷の大きさに脱帽した。続きも楽しみだ。2025/06/10

あや

2
ページをめくりながら、ちゃんと終わるのか!?終われる!?解決します!!??と読んでいたけどちゃんと片がついてよかったです。そこのエピソードとそのエピソードがこう繋がるのか〜と長年追っているからこその感慨があってよかった。夢水も人間じゃなさそうな気がしてきた。2025/06/12

ジャバウォック

1
150年前と現在が行ったり来たりする。クイーンの年少の頃が語られてた。いつと巧の介夫妻の愛情たっぷりで良かった。クイーンと皇帝がバック・トゥ・ザ・フューチャー状態になっている。2025/07/27

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