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内容説明
このところ、華麗な手口で世界中の秘宝財宝を盗みまくり、世間を騒がす「怪盗クイーン」。だが、その正体は、クイーンの名を騙る「ブラッククイーン」だった!そして、ブラッククイーンが予告してきた次なる獲物は『ホープ・エッグ』。 約500年前に、世界各地で起きた奇跡「フィニス・パクトゥン」の謎を解く鍵といわれる『エッグ』をめぐり、探偵卿vs.クイーンvs.ブラッククイーンの闘いの火ぶたが切られる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユメ
32
怪盗クイーンの偽物ブラッククイーンが現れる。怪盗としての誇りをかけ、ブラッククイーンと対峙するクイーン。ブラッククイーンは、いくらクイーンの能力を完璧に身につけているとはいえ、コピーはコピーだ。自らの紛い物の存在も、彼が手に入れようとしていた作り物の平和もよしとしなかったクイーンの、怪盗の美学がきらりと本物の輝きを放つ。架空の未来ではなくジョーカーとRDのいる今を愛するクイーンが好きだ。そして、「エッグ」を漬物石として使う皇帝の器の大きさも思い知る。怪盗たちのくらくらするようなギャップは、まさに赤い夢。2017/12/11
ベガ@あやめ
17
きました、新作!はやみねさんの作品はやっぱり、色落ちしないなー。ヤウズと皇帝の会話がすごく心に響いた。はやみねさんの作品は児童向けだけど、だからといって読まないのはアホだと思う2016/07/09
じょうき
15
図書館本。前巻の分厚さを思うと薄め、と思っていたら、あとがきで短くすることを心がけたとあって納得。クイーンの偽物が現れるという話。とにかくウァドエバーのキャラクターが印象を残す。悪を自称する探偵卿の心理描写は少ないが、想像の余白を残している。悪とはなにか、正義とはなにか。探偵卿が勢揃いだが、今回はあまり大きな活躍はなく、バトルもあっさりしている。珍しく次巻のイントロダクションで終わっていて、わくわくさせてくれる。2025/02/26
トリプルアクセル
13
前後編の超大作の前作から一転、(シリーズとしては)コンパクトなサイズになり、仕切り直しといったところ。他のシリーズのキャラも出てきたりして、ますます賑やかになってきた。ストーリー的にも、クイーンの偽物が出現するという設定で面白くならないはずはない。もっと大人の方にも読んで欲しいシリーズ。2018/03/19
奥山 有為
13
小学生の頃から読み始めて20代なかばになってもまだ発売日を楽しみにしてすぐ読んでる。キャラ萌え小説みたいになってしまったきがする……けど次ももちろん読みます。2016/07/21