講談社青い鳥文庫<br> 怪盗クイーンと悪魔の錬金術師 バースディパーティ 前編

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講談社青い鳥文庫
怪盗クイーンと悪魔の錬金術師 バースディパーティ 前編

  • 著者名:はやみねかおる【著】/K2商会【絵】
  • 価格 ¥1,024(本体¥931)
  • 講談社(2016/07発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
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  • ISBN:9784062853699

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内容説明

怪盗ポストに一通の手紙が届いた。いまだ解読されていない謎の古文書、ヴォイニッチ文書を盗んでほしいというのだ。怪盗のロマンをかきたてられたクイーンは、一路プラハへ。本物のヴォイニッチ文書は、皇帝アンプルールによって、プラハ城にかくされているのだ。 しかし、同じ頃、やはりヴォイニッチ文書をねらうものが、ほかにもいた。錬金術の秘法によって生まれた人造人間ティタンだった。

目次

おもな登場人物
OPENING
Scene01 ジョーカーが覚醒し、クイーンの背中で悪魔の翼がパタパタする
Scene02 ゲルブが労働し、ドライ・ドラッヘンに新しい命令がでる
Scene03 シークレットプログラムが発動し、怪盗の浪漫にふさわしい獲物に乾杯する
Scene04 観光客がはしゃぎ、カレル橋でおそろしい真実が語られる
Scene05 約束がやぶられ、知らないところで国際刑事警察機構が動きだす
Scene06 探偵卿が誕生し、アパートのドアが「三、一、二。」とノックされる
Scene07 フォシュロン卿が衰弱し、ティタンの過去が語られる
Scene08 怪盗が暗躍し、かかわってはいけないものはどっちかを考える
Scene09 お師匠様が自画自賛し、何度もつきおとされた子獅子の将来が心配になる
Scene10 国語力が問われ、『全米フォルダ』で感動の嵐が吹き荒れる
Scene11 ドライ・ドラッヘンが襲撃し、クイーンの目は見えすぎちゃってこまるの
Scene12 仮想空間が出現し、ヨーロッパ風のカフェではRDがコーヒーを注文する
Scene13 マガが侵入し、ミルクを飲むのは坊やだからさということが判明する
Scene14 夜が明け、森の中で言い訳のギフトパックが花ひらく
Scene15 拡張マガシステムが起動し、あとは勇気だけだ!
Scene16 シュヴァルツが戦い、ハンブルクの空では不気味な念波の応酬がおこなわれる
Scene17 ヒッグス粒子が語られ、世界や宇宙の大きさは人によってちがっててもよい
Scene18 RDが帰還し、ドイツ上空の風は風邪をひきそうなくらい寒い
ENDING
あとがき
はやみねかおる 作品リスト

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユメ

31
はやみねさんの書くキャラクターがとにかく好きなので、クイーン、ジョーカー、RDがお決まりの会話をしているだけで楽しめる私。だが、事件は起こる。何のために?すべては怪盗クイーンが華麗に参上するために!今回の獲物は悪魔の錬金術師が遺したヴォイニッチ文書。どんどん話のスケールが大きくなってきている気がするが、クイーンなら人智を超えた存在にも勝てると思えてしまう。ホテルベルリンに探偵卿も御活躍。でも、悪いなクイーン、いちばんの特等席はページの外なんだ!ひそかに宇宙を救ったRDに、私の「全米フォルダ」が泣いた。2017/11/08

みなみ

25
怪盗クイーンシリーズの今作では、これまで誰も読むことが出来なかったヴォイニッチ文書を盗むことに。RD以外の人工知能が初めて登場して、擬人化した人工知能の姿を新鮮に感じた。「「幸せ」は人それぞれだからね。わたしが押し付けても、彼の幸せにはならない」というクイーンの言葉が優しいけれど、普段の行動が突拍子がなさ過ぎて、ジョーカーやRDにいまいち伝わっていないのは不憫。2023/09/16

25
約3年ぶりに児童書を読みました。行間と字の大きさに戸惑いつつも、自分の成長を実感。怪盗クイーンの面白さは変わってませんね。クイーンとジョーカーとRDの絡みがもう最高でした。バスの中で笑いを噛みしめるのが大変で大変で。解読を試みるRDが可愛くて好きだなー。そして、なんといっても最後のジョーカーが気になりますね。次巻が待ち遠しいです。2013/09/19

波多野七月

15
ついに来た。やっぱり、怪盗クイーンはこうでなきゃ!謎めいた文書、それにまつわる謎を解くうちに出会った錬金術。孤独な、ある大金持ちの老人とその息子に似た謎の青年。かつてクイーンと死闘を繰り広げたドライ・ドラッへンに、新たに参戦した、探偵卿アンゲルス。謎めいた設定に、お馴染みのメンバーに加え新たな顔ぶれもさらに登場して華やかなことこの上ない。クイーンの、怪盗らしいシーンにわくわくが止まらない。そして、まさかまさかのRDの擬人化(しかもイケメン眼鏡男子)!後編が、待ち遠しくてたまらない!2013/08/16

じょうき

14
図書館本。どんどんファンタジー色が強くなっていくが、このシリーズはこれくらいの世界観が楽しいように思う。ドイツと電脳世界を舞台にした、錬金術を巡る冒険活劇。ヴォイニッチ手稿が題材というのが面白い。未解明の謎の文書には、やはりロマンがある。登場人物が多いが、それぞれに見せ場があり、キャラクターが立っている。本作はクイーンとRDの活躍が多いが、初登場の人工知能マガもインパクトがある。前編は衝撃的なところで終わっているので、長男が読み終わって回ってくるのを心待ちにしたい。2025/01/08

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