バンチコミックス<br> 「子供を殺してください」という親たち 17巻

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バンチコミックス
「子供を殺してください」という親たち 17巻

  • 著者名:押川剛【原作】/鈴木マサカズ【漫画】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 新潮社(2025/05発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784107728319

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内容説明

押川剛率いる(株)トキワ精神保健事務所は、病識のない統合失調症やアルコールや薬物の依存症、精神疾患の疑いのある長期ひきこもりなどの対象者を説得し、医療につなげている。前巻から続く問題児アンナの更生の顛末は――!? そして「逆引き出し屋」の出現と、新エピソード「性」にまつわる問題をテーマに繰り広げられるドラマを追う――!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

老眼のローガン

15
【統合失調症・うつ病、パーソナリティー障害のリアル】ドキュメンタリーとして描かれているが、結構現実にある話。特に福祉制度が整い始めた1990~2000年に類似のケースがよくある。それ以前は発見されなかっただけだろう。展開はすさまじいが、汚いところはうまくぼかしている。訪問時には、においが殺人的だが、漫画なのでそれはない。知っているケースでは、ただ生活を送るだけなのに、子どもが体当たりを繰り返すため、家が倒壊するか、自分が死ぬか、なんとか外に居場所を作るか、で苦心惨憺したことを話してくれたお母さんがいた。2025/08/06

かなっち

4
2025年5月新刊。ドキュメンタリーだからこそ描けるエピソードが収録された、問題のある家庭を医療へと繋ぐ押川さんのお仕事物語…第17巻です。前巻から続いた問題児アンナの更生の顛末に、一瞬でも立ち直ったのは良かったとはいえ、親から続く負の連鎖は止められないんだと実感しました。一方で怖かったのは、今回初めて知った「逆引き出し屋」という存在です。あんな問題アリアリな人物を野に放って、一般人が事件に巻き込まれたら…と思うと怒りしかありません。そして次巻は、「性」に執着のある少女が登場するようで…楽しみですね。2025/06/20

Mr.deep

4
「自分にできないことは『できない』って認める勇気があったなって。プライドを捨てて押川さんに頭を下げて、だから助けてもらえた」支援を必要とする人とその家族にとって一番大切な精神はこれなんだろうなとつくづく思う2025/05/15

2
3 新刊読了。「荒れる少女14歳」予後が良くってよかったねというエピソード。ただ結局高校もすぐ辞めて結婚、そして離婚というところがリアル。シングルマザーで不幸の再生産になっていなければいいのだが、とは少し思う。「逆引き出し屋」他の支援業者との衝突。成人している以上、本人の意思が最も尊重されるのはわかるが、それを精神疾患者にも適用するなら罪を犯した際の責任も健常者と同等にすべきよな。2025/08/26

kazu2i

0
2025/12/21

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