岩波文庫<br> 過去と思索(六)

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岩波文庫
過去と思索(六)

  • ISBN:9784003860458

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内容説明

クリミア戦争に敗北したロシアに改革の時代が始まった時,亡命中のゲルツェンは言論活動を活発に続け,内外の反政府運動を助ける.その「自由な言葉」は,雑誌《北極星》によってロシアを遍く照らし,新聞《コロコル(鐘)》によって全土に鳴り響いた.彼は「流行児」となり,人生の絶頂期を迎える.(全七冊)

目次

凡 例
ゲルツェン関係地図
ゲルツェン家系図
第六部 イギリス(承前) (一八五二―一八六四)
第四十九章 亡命ドイツ人
ルーゲ,キンケル,マルクス
アメリカ人主催の晩餐会
国際委員会の試み
ミュラー・ストリュービンク博士
第五十章 泥の層――あるいはロンドンの自由民
五〇年代のロンドンの自由民
単純な不幸と政治的不幸
自由民百態
ストレモウーホフ
脱走した水兵
もう一段下へ
第五十一章 ロバート・オーウェン
1 折り畳み式の物差し
2 精神の鰓
3 蟻塚の夢
4 二本の臼歯
5 絨毯の模様
第五十二章 〈赤シャツ〉
1 ブルック・ハウスにて
2 スタッフォード・ハウスで
3 わたしの家で
4 プリンスィズ・ゲート二十六番地
第七部 自由ロシア印刷所と《コロコル(鐘)》(一八五八―一八六二)
第五十三章 遠地点と近地点
1 大佐
2 船長
3 一八六二年
ユーリー・ゴリーツィン公爵
イワン・サーヴィチ
第五十四章 ワシーリー・ケリシーエフ
第五十五章 若き亡命者たち
第五十六章 バクーニンとポーランド問題
付録 ポーランド駐屯ロシア軍士官委員会へのメッセージ
訳 注
訳者解説6
略年譜6

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