内容説明
幸助とお妙が通う瑞松院の手跡指南所に、春から新たに通うようになった男児、昌吉。お妙の隣に座り、新入りながらたいそう出来がいいらしい。そんな話を聞いたお勝だが、お妙が昌吉と瑞松院の隣の寺で楽しげに昼餉を摂っていたことや、『ごんげん長屋』のお栄の家に、朝こっそりと入り込んでいるとの話を耳にし──。くすりと笑えてほろりと泣ける、これぞ人情物の決定版。時代劇の超大物脚本家が贈る、大人気シリーズ第十弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タイ子
71
シリーズ第10弾。お勝さんの長屋にふと現れた男の子。長屋で面倒を見ていたある日、心当たりがあると尋ね人が。彼が迷子になった訳、そして出自の事情が切なくて涙が出そう「神隠し」。大奥に上がっているお勝の得意先の娘が今度お宿下がりがあるそうな。大金が掛かりそうな宿下がりを断る口実に父親を仮病にした。それでも女中頭と共に帰ってきた娘。ひと悶着ありながらの「置き土産」。お勝の次女が最近手習い所の男の子と昼食を食べてる。嬉し恥ずかしの仲かと思えばそこには深い事情があった。じんわり泣けてほんわか温かい「縁むすび」2025/03/27
ごへいもち
15
なんか抜けた感じの表紙絵が好ましい。本当に頼りになるお勝さん。3話と4話が良かった2025/05/15
jinya tate
8
Audible 巻ごとに成長する子どもたちがたくましく頼もしい。2025/08/19
しうまい
0
ほのぼの江戸ドラマ2025/06/19
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