内容説明
芥川の代表作が1冊で読める!福田利之氏による描き下ろしイラストで読む、芥川龍之介。・100年読み継がれている芥川龍之介の代表作の短編10話を1冊に収録。・巻末に、芥川龍之介の生涯や、各話の成り立ちを知ることができる解説(写真付き)を掲載。・イラストレーション、装画、雑貨と多方面で大活躍の人気のイラストレーター・福田利之が描く世界。・本文の漢字はすべてふりがな付き。・小・中学生から大人まで、一生のうちに何度でも繰り返し味わえる1冊。さまざまな文学ジャンルを往還して、作品世界を創り上げた芥川龍之介。教科書にも収録されている「蜘蛛の糸」、「羅生門」をはじめ、「蜜柑」「舞踏会」など、芥川龍之介の短編10話を収録した珠玉の名作集。巻末には各話の<解説>と<芥川龍之介の世界>(写真付き)を掲載。漢字はすべてふりがな付き。子どもから大人まで、繰り返し芥川作品を楽しめる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ALATA
64
100年読み継がれる名作、芥川龍之介の短編集。確かに呼んだ記憶はあるのだが物心ついて、というか分別ついたこの年にあらためて読んでみたくなった。「蜘蛛の糸」「トロッコ」「鼻」「羅生門」など有名作品をじっくり堪能できました。印象に残ったのは奉公先に向かうみ娘と弟たちの物語「蜜柑」。なぜか懐かしいあったかい気持ちになった。あと、児童文学として有名な「杜子春」母への思いは永遠だな。★4※難しい文体には注釈、ルビがふってあり読みやすい。年表も付録、夏目漱石の弟子だったんですね。2025/11/03
かな
31
児童書ではあるが、芥川作品の代表作の羅生門、鼻、蜘蛛の糸、杜子春など10篇を収録。児童書なのでルビもふってあるし、難しい表現や現在ではあまり使われないような言葉の解説が下段に乗っていて非常に解り易い作りとなっている。この作品集を読んで思ったことは最近の芥川賞ってどうなのということ。あまりにも難解で読むのに一苦労するような作品が多いような気がします。芥川作品は最近の作品みたいに小難しくなく読みやすい印象なのですが実際どうなんでしょう。2025/03/09
定年(還暦)の雨巫女。
14
《私-図書館》芥川龍之介さんの子孫さんが、登場するテレビ番組観て、急に読みたくなって読む。やはり、文豪は違う。みんな知る話も、面白いが、初読みも面白かった。2025/09/03
こゆき
5
美しい挿絵とふりがな、用語解説があり絵本のような読みやすい短編集。「トロッコ」では幼い頃に感じた気持ちを思い出した。「蜜柑」では無垢な少女と世間擦れした男との対比が良かった。文章が美しく、何度も読み返したくなるような印象的な描写が随所に。2025/08/31
弥都
3
近頃、芥川龍之介氏への興味がものすごくある。年譜を食い入るように読んだ。蜜柑、羅生門、白、杜子春が特に好き。羅生門に関しては、高校時に解説や考察などを学んだのだが薄ら覚えているだけなので、今になってもっと知りたいと思った。2025/11/15
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